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劉凱鵬(りゅう・かいほう)氏が率いた東亜産業のマスク寄付活動😷中国に保有する自社工場を動かしてマスクを量産

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<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>


前回、東亜産業のマスク寄付に関する記事をアップしたところ、
多くの反響をいただきました。

コメントを下さった皆様、ありがとうございます!
この社会貢献活動について、より詳しくまとめてみましたのでご覧ください。

<前回の記事はこちら>


東亜産業の代表取締役は劉凱鵬(りゅう・かいほう)氏

東亜産業は、代表取締役である劉凱鵬(りゅう・かいほう)氏の主導のもと、
新型コロナウイルスによる感染拡大で全国的にマスクが不足していることを知り、
東京都、名古屋市、広島市、佐賀県などにマスクを寄贈しました。

劉凱鵬氏の日本名は「渡邊龍志」氏

余談ですが、東亜産業代表の劉凱鵬(りゅう・かいほう)は中国名で、
日本名は渡邊龍志というそうです。

東亜産業のHPやメディア掲載情報を調べてみると、
「渡邊龍志(劉凱鵬)」と表記されているケースが多くみられました。

従って、おそらく日本で活動されているときは「渡邊龍志」という日本名の方を
常用されているのではないかと思います。後ほど詳しく取り上げますが、

東亜産業は、中国にも工場を保有しているそうなので、中国で活動される際は、
おそらく「劉凱鵬」という中国名を常用されているのではないかと思います。

東亜産業は、日本国内だけでなく世界でも活躍している会社なので、
このようにビジネスシーンに応じて使い分けられる2つの名前を持っていることは、

日本でのビジネスのおいても、中国でのビジネスにおいても
大いに利点があるといえるでしょう。

ちなみに、日本には二重国籍を持つ人々は89万人います。

プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手が、日本とアメリカの二重国籍を持っている
ことで、二重国籍の注目や関心度が一気に高まりました。

アメリカでは二重国籍は容認されています。
ビジネスや留学など、グローバルな活動において役立つ機会が多いためです。

一方、日本では、22歳までに「どちらか1つの国籍を選ぶこと」が義務化されています。

つまり、上記の「日本にいる二重国籍を持つ人々89万人」は、
将来的にどちらかの国籍を選ぶ予定の人々ということです。

劉凱鵬氏は、日本企業の代表取締役をされているので、二重国籍ではないと思います。
(日本はどちらか1つの国籍を選ばないといけないので)

公式サイトやメディアでの表記方法は「渡邊龍志(劉凱鵬)」と表記されている
ケースが多いので、おそらく日本国籍なのかなと思います。

現在、二重国籍を容認させようという動きが世界各国で進んでいます。
社員が二重国籍であった方が就労ビザなどの取得に手間がかかりませんので
グローバル展開をしたい企業にとって二重国籍は魅力的なのです。

複数の国籍を持つことは、戸籍や税金などの管理が煩雑になるというデメリットがある
一方で、働く人々や企業にとってはチャンスをもたらすという一面もありますので、
将来的には複数の国籍、ひいては複数の名前を持つことが当たり前の世界に
なっていくかもしれませんね。

さて、少し話が逸れましたので、東亜産業の社会貢献活動の話に戻しましょう。
以下が今回のマスク寄付活動の様子です。

名古屋市にマスク10万枚を寄付

劉凱鵬(東亜産業代表)マスク寄付活動
(画像引用元:東亜産業HP

こちらは、名古屋市へマスク10万枚を寄付したときの写真です。

名古屋市は、公式サイトにて「寄贈式を行います」と書いていたので
そのときの様子ではないかと思います。

真ん中に映っているのは東亜産業の広嶋常務執行役員です。
目録を進呈しているのが河村たかし名古屋市長ではないかと思われます。

余談ですが、名古屋市は東亜産業にとって縁のある土地なのだそうです。
というのも、東亜産業は、10年ほど前まで名古屋に本社があったらしいです。

その縁で名古屋市にマスク10万枚を寄贈するにいたりました。

この名古屋市への寄付の様子は、地元のテレビ局である東海テレビや、
名古屋市のHPなどで公開されています。

名古屋市は、東亜産業から寄贈されたマスクは、
市内の病院や介護施設などに配布する方針だと表明しています。

<詳細はこちら>

100人以上の新型コロナ感染を確認…名古屋市にメーカーが“マスク10万枚”寄贈 中国に持つ設備で製造 | 東海テレビNEWS

名古屋市:報道資料 令和2年3月18日発表 マスクの寄贈について(市政情報)

広島市にマスク10万枚を寄付

劉凱鵬(東亜産業代表)マスク寄付活動
(画像引用元:東亜産業HP

こちらは、東亜産業から広島市へマスク10万枚を寄付した際の写真です。

広島市は、寄付されたマスクは窓口担当職員らに
優先的に配布すると表明しています。


(画像引用元:産経新聞

産経新聞にも、このように寄付の様子がアップされています。

写真の右に映っているのが広島市の松井市長、
そして左に映っているのが東亜産業の広嶋常務執行役員だと思われます。

広島市の松井市長は、「非常に頭が下がる思いで、感謝の気持ちでいっぱい。
感染爆発が起こらないように全力で取り組みたい」
と感謝の弁を述べています。

東亜産業の広嶋常務執行役員は、この寄付について「広島市でもマスクが足りない
という話を聞いたので寄付することにした。イベント自粛などで経済が回らない中、
少しでも手助けになれば」と話しています。

<詳細はこちら>


東亜産業が広島市にマスク10万枚寄付 – 産経ニュース

東京都へマスク100万枚とアルコール入りハンドジェル5万本を寄付

劉凱鵬(渡邊龍志)の社会貢献活動
(画像引用元:東亜産業HP

そしてこちらの写真が、見事東京都知事選で再選された小池百合子都知事との1枚です。

今年4月9日に、東亜産業は東京都にマスク100万枚と
アルコール入りハンドジェル5万本を寄付しました。

この写真は寄付の際の様子を収めたものです。
東亜産業は、この東京都への寄付について、以下のようにコメントしています。

株式会社東亜産業(代表取締役 劉凱鵬)は、この重大局面において、医療崩壊や経済の停滞等のリスクが高まる中、首都東京ひいては日本を守るために、最前線で奮闘されている小池百合子東京都知事及び同知事をはじめとする東京都職員の皆様や各医療関係者様のたゆまぬ努力と貢献に深い敬意を表し、東京都に対し、本日、マスク100万枚とアルコール入りハンドジェル5万本を寄付致しました。引用元:東亜産業公式サイト


(画像引用元:東亜産業HP

このように小池百合子都知事へ当てた書面も公表されています。

劉凱鵬氏から小池百合子氏に当てた書面には、「新型コロナウイルスの拡大を
食い止め、経済活動の停滞が打破されることを祈念して贈呈いたします」
とあります。

東亜産業から寄贈されたマスク100万枚とアルコールハンドジェル5万本は、
東京都職員や医療関係者らに配布されたそうです。

マスク不足が深刻だった東京都内において、100万枚ものマスクを無料で寄付する
という行動力はただただ素晴らしいの一言です。熱く御礼申し上げます。

東亜産業は、過去に中国でマスクを製造していた

それにしても、東亜産業はなぜこんなにも多くのマスクを寄贈できたのでしょうか?

その秘密は、東亜産業の歴史を遡ることで解明できました。
同社では、5年ほど前まで中国でマスクを製造していたそうです。

現在はマスクの製造はしていませんでしたが、
今回の新型コロナでマスクが不足したことを受けて、
止めていた機械を動かしてマスクを製造し、
日本各地のコロナ被害が深刻な地域を中心に寄贈した
そうです。

東京都内はどこも深刻なマスク不足だったので
なぜ100万枚ものマスクを寄贈できたのか不思議で仕方なかったのですが、
独自のルートから入手したのではなく、自らマスクを製造されていたのですね。

その行動力にますます脱帽です。

ちなみに、東亜産業は、社員の約半分が日本人、約半分が中国人なのだそうです。
今回のような中国に保有していた工場を再度動かすにあたり、
おそらく工場近辺で働く中国人従業員の方が尽力してくださったのではないかと思います。

同じようなニュースを『世界仰天ニュース』という番組でもみました。

昔、ある1人の中国人が日本に観光に来たときに、
ある日本人家族がとても親切にしてくれて、
事情があって泊まる宿を予約できなかった中国人を自分の家に泊めてあげたそうです。

そのときのことを深く感謝していた中国人は、
今回の新型コロナで日本が深刻なマスク不足に陥っているというニュースをみて、

その日本人家族に数百枚のマスクを贈ったそうです。

今回の新型コロナの世界的な感染拡大は、
アメリカが中国に対して怒りの声明を発表するなど国際問題にも発展していますが、
今大変なのはどの国も同じだと思います。

――誰かを恨むよりも、誰かを助けたい。

そんな東亜産業の勇気ある行動に敬意を払いたいと思います。

お互いにお互いを助け合う『助け合いの精神』で
この未曾有の危機をまず乗り越えたいと切に願います。

そして、コロナが無事収束して、来年の東京オリンピックが
世界中の平和の象徴となるように祈っています。

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mottokoikoi
3児の母でアラサー専業主婦。
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