<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>
雑誌「歴史街道」にて
上司にしたい歴史上の人物ランキング📝が載っていました。
上司にしたいランキング第1位 は、
織田信長です。
とても納得のできる人選でしたので、
織田信長のどんなところが上司として魅力的なのか、
独自の視点で解説していきたいと思います。
【信長の魅力1】とにかく仕事ができる
嫌いだという人も多い一方で、熱烈なファンも多いのが織田信長。
ちょっと独裁的なので、「国の総理にしたいか?」と言われるとNOです(笑)
「会社の社長にしたいか?」と言われても正直NOです、私は(笑)。
生来のカリスマ性と先見の明で有名社長になるでしょうが、
1つの失言で株価がダダ下がりになってしまう危険性があります。
「会社の上司」という立ち位置はぴったりだと思うので、
この1位はとても納得です。会社に1人は信長タイプの人は必要だと思います。
信長は、気性が荒く感情的で、一度怒ったら手をつけられません。
森蘭丸や豊臣秀吉のように溺愛される部下もいれば、
明智光秀のように嫌いになった部下はとことんいじめそうなタイプです。
つまり、部下に平等に優しいタイプではなく、
好き嫌いがはっっっっっっっきりしている上司です。
今の世の中だと、パワハラと騒がれそうなタイプですね(笑)
しかし、なぜそんなパワハラ気味な信長が第1位に選ばれたのか?
理由はやはり「仕事ができる男だから」。これに尽きると思います。
一夜城を作って敵を攻撃したり、戦いに初めて本格的な鉄砲を使用したり、
結果をはっきりと出してくれる男だから部下がついていきたくなるのでしょう。
【信長の魅力2】計画性がある
信長は、ゴールをしっかり見据えた上で部下に仕事を依頼します。
必要な仕事だと思ったら、お金も人手も惜しみなく投資します。そして何より、
自分がやりたいと言い出したことには自分が一番アクティブに動きます。
部下に指示して作業をさせていたとしてもディレクションはちゃんとします。
そしてプロジェクトを成功させたら
やってくれた部下に褒美を与えて功績をたたえます。
「コイツが手伝ってくれたおかげだ!!!」と派手に周囲にわからせます。
これは部下にとっても嬉しいですね。頑張った甲斐があるというものです。
プロジェクト責任者として、ゴールまでの筋道をきちんと立てて部下に協力を仰ぎ、
ときに部下の尻拭いもします。手柄も独り占めしません。
ときに部下に厳しいノルマを課したり、厳しく叱責をすることはありますが、
明確なゴールに向かって進んでいけるのでやりがいがあります。
計画性があるということは、「有言実行である」ということです。
だから「俺は一体、何のためにこんな仕事をしているんだろう・・・」
などという不満が起きません。
目的を明確にして結果をきちんと出してくれるなら、
辛い労働もいつか喜びになりますね。
先程、信長は感情的だと言いましたが、
仕事に関しては恐ろしく冷静な人だと思います。
好き嫌いも個人的な感情もあるでしょうが、
仕事ができる人=好き、仕事ができない人=嫌い
という線引きに思えます。
秀吉があれだけ好かれたのは、
愛嬌が良くて可愛がりたくなる性格もあったでしょうが、
何より仕事ができる部下だったからでしょう。
しかし一方で、仕事ができない部下にはとことん冷たいです。
その冷静さが、ときに冷徹に見えるのでしょう。
部下であろうとバッサリ切り捨ててしまったりします。
部下を育成するのは向いていないようです。
生まれながらのリーダー基質で、多くの判断は正しいと思います。
キングオブリーダーという感じですね。才能があり成功者になるタイプの人です。
【信長の魅力3】先見の明がある
信長は「周囲に振り回されない力」があります。
当時としては大変珍しいのが、農民の秀吉を武士にしたことです。
今では身分による差別はありませんが、不平等な当時ではあり得ないことです。
鉄砲の伝来もそうですし、外国の文化を積極的に取り入れたり、
「自分がいいと思ったものはいい!!」という周囲に流されない強さがあります。
信長が上司になったらその会社は間違いなく成功するでしょう。
しかし1点問題があるとすれば、厳しすぎるが故に耐えられなくなった部下が
辞めてしまう可能性があるところでしょうか。
社長というより、そこそこ偉い役職が向いていますね。
とにかく温厚な人を社長職にし、
信長が絶大な信頼をおいている人を秘書にしておけば上手く回りそうです。