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フジ住宅株式会社の話題の訴訟・裁判から会社の口コミ・評判まで

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フジ住宅は不動産全般の事業を取り扱う大手不動産会社です。
不動産の仕事に興味がある人であれば就職先の候補にあがっている人も多いのではないでしょうか。職場環境や会社の評判が気になりますよね。
また、フジ住宅といえば一時期マスコミにも取り沙汰された訴訟問題の印象が強く残っている人もいるのではないでしょうか。裁判沙汰があったとなると就職に不安を感じる方もいると思います。

そこで今回はフジ住宅の職場環境や口コミ評判から話題の訴訟・裁判の真実まで徹底的に調査してみました。
フジ住宅の仕事に興味があるけど職場環境に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

フジ住宅株式会社を知る

まずはフジ住宅がどのような会社なのか、基本情報をご紹介します。
フジ住宅は1973年創業の大阪、兵庫、和歌山を中心とした近畿圏で不動産事業を展開する企業です。
大阪府岸和田市に本社を構え、近畿圏に11カ所に支店やオフィス、店舗などを置いています。
パート社員を含んで従業員数は現時点で948名(連結1,245名)、資本金は48億円以上にものぼる大企業です。
2003年12月から東証一部に上場しました。
事業は新築住宅やマンションの開発に分譲販売、注文住宅・建て替え、中古物件の販売、賃貸や分譲マンションの委託管理、土地活用と幅広く展開しています。

フジ住宅の職場環境を調査!

フジ住宅の仕事に興味がある方はエントリー前に職場環境をチェックしていきましょう。
採用情報を元にどんな仕事があるのか、働くメリットや待遇、実際に働いている方の口コミの声・評判についてまとめてみました。

フジ住宅ではどんな仕事をしている?

フジ住宅の職種は(1)営業系(2)技術系(3)事務系(4)それ以外の4つに大きく分けられます。

▼営業系
営業系の主な職種は以下のとおりです。

  • 中古物件買取営業
  • 住宅アフターサービス担当
  • 土地活用のコンサルティング営業
  • 用地仕入れ営業

不動産業者を顧客に中古物件の査定から買取の対応、不動産会社を通じて買い取った不動産を販売したり、用地の仕入れから仕入れ後の企画立案・販促計画を行ったりと部門ごとに異なる営業活動を担います。
フジ住宅の住宅を持つ顧客へのアフターサービスの提供や相談の対応、金融機関から紹介された顧客に向けて不動産に関する悩みを解決するための提案をするコンサルティング業務も営業系の仕事になります。

▼技術系
技術系の主な職種は以下のとおりです。

  • 購買業務
  • 戸建住宅設計士
  • 設計アシスタント
  • 共同住宅設計士
  • 共同住宅申請業務
  • 分譲マンション設計管理担当
  • 分譲住宅現場施工管理
  • 宅地開発に関する造成工事企画発注業務
  • 分譲戸建住宅開発申請業務

技術系にはメーカーや商社からの仕入れに関する業務や、顧客の理想を形にする住宅設計のプランニングを担う仕事、CADでの図面入力にメールの代理送信といった設計士を補助する仕事などがあります。
開発の許認可や役所などの申請や工程管理、現場の施工管理、物件全体のマネージメントを行う人材も求められています。

▼事務系
事務系の主な職種は以下のとおりです。

  • 一般事務
  • 不動産売買事務
  • 法務
  • 土地活用物件業務手続担当

PCでデータの入力、資料作成、電話対応、来客者の対応といった一般事務から、法務全般の業務を担う職種があります。
また、部門ごとに契約書・各種書類の作成、契約から引き渡しまでの業務手続の一切を担う事務系の仕事もあります。

▼その他
営業系・技術系・事務系以外では、次の職種もあります。

  • 賃貸マンション管理
  • 分譲マンション建物・施設運営業務
  • 分譲マンションのフロント担当

フジ住宅では分譲マンションの管理・運営も担っています。
その管理・運営の仕事内容は多岐にわたるため、総合的な保守・メンテナンス業務、入居者への対応業務、集客業務、オーナーの窓口といった仕事に分かれます。
また、分譲マンションの建物や設備の点検、諸官庁との交渉、修繕と工事工程の管理、現場の対応、緊急時の対応などハード面の管理業務を担う職種、分譲マンションの窓口役として管理組合の運営補助から居住者への対応などを行うフロント業務もあります。

フジ住宅で働くメリットや福利厚生・社内制度について

フジ住宅は行動指針の一つに、役職員の安全と健康への配慮、快適な職場環境の形成を掲げています。
その達成のために福利厚生や各種制度はとても充実しています。

■健康に関する制度
社員の健康は会社の健全な成長を支える経営の基盤であるという考えから、健康管理を増進させる様々な施策を講じています。
具体的には会社負担の定期検診、脳ドックの補助制度、24時間対応の健康相談ダイヤルの利用が可能です。
また、社員の家族向けに健康診断の斡旋も行っています。

リフレッシュ・家族孝行に関する制度
リフレッシュや家族孝行を目的とした制度も豊富です。
毎年4月1日には全社員に1万円が支給される親孝行月間、記念日に花束の送付、誕生日休暇、家族や友人と利用できる保養所を用意しています。

育児・介護関連の制度
育児・介護関連では法定福利以外に、配偶者出産時の特別休暇と育児休業者の健康診断の実施といった制度も用意しており、家庭を持つ男性社員も休みやすく、女性も出産後や育休後に復帰しやすい環境を整えています。

人事評価に関する制度
フジ住宅は実力主義の社風であるため、実力のある人が働きやすい環境作りにも力を入れているようです。
年2回実施される査定は全社員が対象で、公正かつ公平な人事評価を行っています。
勤続年数だけではなく、雇用形態から業務内容は問わず日頃の成果に基づいて表彰し、社員のモチベーションを高めています。
また、資格取得にあたって通信教育受講の補助、業務上で必要とされる資格取得の一時金支給といった支援制度もあるので、金銭的な負担を抑えながらスキルアップを目指すことが可能です。

このように多種多様な福利厚生・社内制度を設けているので、モチベーションを保ちながら働ける環境であると言えます。

実際に働いている社員の口コミ

フジ住宅で実際に働いている人は職場環境に関してどう評価しているのでしょうか?
ここで職場環境についてわかる口コミをいくつかご紹介します。

上場企業だけあって福利厚生は手厚いと思います。オフィスでは水素水飲み放題、酸素BOXが設置されておりいつでも利用でき、血圧等の計測機器も置かれており、健康に配慮した福利厚生が手厚いです。
引用元:フジ住宅株式会社の評判・口コミ -enLighthouse-

福利厚生が手厚いと感じている人は多いようです。
特に健康に関する福利厚生が充実しており、健康管理を意識しながら働いていけるでしょう。

カリスマ経営者の教えのもと、そのノウハウを学びます。顧客対応にもいかされている。押し売り営業は少ないと思う。顧客本位の提案を行うことができやりがいもある。
引用元:フジ住宅株式会社の社員クチコミ -openwork-

経営者も社員育成に直接関わっているようで、様々なノウハウを身につけられるようです。
そのノウハウは営業や顧客への対応などにも活かされており、顧客に寄り添ったサービスを提供できる人材に成長できるでしょう。

組織体制は縦割ではなく横の連携も取れていると思いました。特に部署間の連絡やり取りが気兼ねなく出来る環境は良いと思います。
引用元:フジ住宅株式会社の企業文化 -openwork-

組織内では横の連携がしっかり取れる環境のようです。
部署間のやり取りもスムーズにできるようなので、ミスが起こりにくい環境で安心して働けます。

フジ住宅訴訟・裁判について調べてみました

ここからはメディアでも話題になっているフジ住宅の訴訟・裁判に関する情報をまとめていきます。
訴訟を起こされた経緯や判決のポイントなどから、訴訟問題の真相を見ていきましょう。

フジ住宅の詳細

2015年、子会社にパート勤務する在日コリアン人の女性に損害賠償を求める裁判を起こされています。
女性は社内で配布している資料に差別的な要素が含まれていると訴え、フジ住宅と今井会長に対して、3,000万円の損害賠償の支払いと社内で配布されていた資料の配布の差し止めを求めました。
5年後の2020年に大阪地裁は一審判決を下し、フジ住宅及び今井会長は敗訴となり、女性に110万円の賠償金の支払いが命じられています。
その後、裁判の舞台は大阪高裁へと移り、第二審でも原告側の勝訴となり、損害賠償は132万円に増額されました。

裁判の背景と経緯

訴訟の原因は社内教育の一環として配布されていた資料でした。
在日コリアンの女性はその資料に差別的な要素があると、感じたようです。
その資料の配布に精神的な苦痛を感じ、フジ住宅と会長に対して訴訟を起こしました。

裁判の判決ポイントや争点は?

一審判決と二審判決は共にフジ住宅の敗訴となっています。
「人種差別的な資料の配布」と報道されると明らかにフジ住宅に非があり、負けて当然と思ってしまいがちですが、本当にメディアは正しく報道できていたのでしょうか。
女性は損害賠償に3,000万円を請求していますが、実際の判決では132万円の支払いが命じられており、請求額と比べてかなり少ないです。
この結果になった理由は、大阪高裁がフジ住宅側の主張にも配慮したからです。
今回の判決のポイントとなった点は以下のとおりです。

  • 配布資料内のYouTube動画の紹介画像において、第三者による差別的なコメントを加工せずにそのまま掲載していた(フジ住宅が意図したものではない)
  • 産経新聞の記事や識者の評論も多数掲載していた(=偏った個人的主観だけを資料にしていない)
  • 特定の民主・国に関する文章は、原告女性を念頭に置いて作成されたものではない(=差別的言動とは認められず、配布自体にも問題はなし)

裁判所は、配布された資料が特定の民族や国の侮辱、原告女性への攻撃を目的に作成されたものではないと判断しています。
その主な理由は識者の評論などもたくさん盛り込まれていて、個人主観を押し付けているわけではないからです。
ただし、意図的ではなかったにしろ、差別的な文言を消したり、訂正したりせずにそのまま配布した点は、原告女性に対して配慮が足りていませんでした。
女性が差別を受けるかもしれないと不安になっても仕方ないという考えから、フジ住宅の敗訴の判決が出されたのです。
また、第二審で賠償金額が上がってしまった理由は、一審判決に対する社員の感想文の配布が原因です。
感想文の中に原告側を批判していると誤認させる文章が含まれており、それを丸々掲載して配布した点にフジ住宅の非があると判断されていますが、大幅な増額にはなっていません。
メディアではフジ住宅が原告女性を差別的に扱ったと、世間に悪い印象を与える報道が多く出回っています。
しかし大阪高裁は、メディアがしたことは不適切だと言及しています。
メディアの影響力は大きいため、誤った報道は企業の経営活動や存続に大きな影響を与えかねません。
その被害も考慮して、大阪高裁は22万円の増額に留めたのでしょう。

フジ住宅裁判でのブルーリボンバッジ着用禁止の是非を問う

フジ住宅裁判ではこれまでに記載した本題とはまた別の訴訟が発生しています。
それは、ブルーリボンバッジの着用禁止の是非を問う訴訟です。
フジ住宅を訴訟した原告女性の支援者は、ヘイトハラスメントストップと記されていた缶バッチを付けて傍聴していました。
一方、フジ住宅の支援者は富士山と太陽が描かれた缶バッチを着けて入廷しました。
缶バッチを見た原告の支援者側が反発したことで、双方で口論が起きてしまったのです。
見かねた裁判所は、両サイドに拉致被害者の救出を願うブルーリボンバッジを含む「メッセージのあるバッジ」の着用を禁止にします。
一方的な着用禁止の判断を不服に思い、フジ住宅側が憲法違反だと国家賠償を求めて訴訟を起こしました。
裁判所が着用を禁止した理由は原告女性の配慮よりも、円滑な裁判を進めていくためにも、無用なトラブルを起こさないようにするためだったようです。
しかし、裁判所が理由を明確に説明しなかったため、国や自治体も認めるバッジの着用を禁止したことに、納得できない人も多くいます。
言論の自由や表現の自由とは、という観点からの批判も相まって、注目される裁判となりました。

まとめ

今回はフジ住宅の職場環境や口コミ、裁判の詳細をご紹介しました。
ここまで紹介した内容を簡単にまとめていきます。

記事のまとめ
  1. フジ住宅では社員が働きやすい環境づくりのための福利厚生や制度が充実
  2. フジ住宅の福利厚生や環境に対して社員からの評価は高い
  3. フジ住宅が配布した資料に関して、裁判所は差別や原告女性を非難するための資料ではないと認めている
  4. フジ住宅はブルーリボンバッチ着用禁止に関する訴訟を起こしており、現在も係争中である

一見フジ住宅だけが悪いようにメディアでは報道されていますが、裁判所の判断をしっかりと確認する必要があります。
大企業であるため、教育から待遇までしっかり整っており、良い職場環境の形成に努力する姿勢が見られます。実際、良い環境だと評価する社員は口コミからも多くみられました。
なお、フジ住宅裁判では、一審判決から二審判決までフジ住宅側の敗訴となりましたが、最高裁まで上告する考えをフジ住宅は表明しています。
これにより裁判の展開は変わってくる可能性があるので、今後も注目してみてください。

裁判に関するQ&A(フジ住宅による公式発信)を掲載しますので、こちらも合わせてご覧ください。

フジ住宅株式会社の訴訟・裁判に関するQ&A

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3児の母でアラサー専業主婦。
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