<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>
年末は、テレビ番組🖥️が特番尽くしで面白いですね(*^^*)
音楽番組は豪華だし、ドラマはいよいよ最終回だし、
バラエティも年末スペシャルばかりだし・・・😊😊😊
毎日お菓子🍭🍬🍫をボリボリ食べながら、
テレビ欄をチェックするのが楽しいです(笑)
基本的にエンタメ要素の強い番組しか見ないのですが💦、
そんな私でも唯一欠かさず見ている真面目なテレビ番組があります🖥️
テレビ東京の『ガイアの夜明け』です。
(画像引用元:テレビ東京HP)
日本経済新聞社とテレビ東京がタッグを組んだ本格派経済ドキュメンタリーです。
先日放送された「ゴーン失脚の真相」が早くも話題になっています。
「ニッポンの再生」を目指して奮闘する会社や人を特集しており、
ニュースでは伝わらない深いところまで追求した内容が人気の番組です。
「江口洋介が大好き」という不純な理由で見始めたのですが(笑)、
今では全話録画して繰り返し見るほどにハマってしまいました(*^^*)
専業主婦である自分にどこか後ろめたい気持ちがあるのか、
一生懸命働く人々の姿を見ると心を打たれます。
そんなわけで今回は、「ガイアの夜明け」大ファンの私が絶賛する、
「イチオシ ガイアの夜明けエピーソード」
についてご紹介します\(^o^)/

最近の放送だと覚えている方も多いと思いますので、
少し前のエピソードについて取り上げたいと思います。
まずは、2007年に「優秀な若者を確保せよ。」
というタイトルで放送されたレイス株式会社について。
人材流動化時代に有望人材を獲得するべく奮闘する
レイス株式会社のスカウト事業に密着した内容でした。
実際に放送された内容がこちら
↓↓↓
以下、テレビ東京『ガイアの夜明け』公式サイトからの引用です。
日経スペシャル「ガイアの夜明け」 7月17日放送 第272回
若手エリートを確保せよ
「~人材流動化時代の企業攻防戦~」
景気回復に伴って各企業が人材確保に頭を悩ませている。その一方で、求人の増加や働き方の変化から人材の流動化が進んでいる。いま東京や大阪などで開かれる転職セミナーはどこも盛況だ。こうした「人材流動化時代」を捉えて増え始めているのが、”スカウト”による転職。大手企業で活躍する人材に声を掛け、転職を仲介するビジネスだ。優秀な若手社員を喉から手が出るほど欲しいベンチャー企業や中小企業からの依頼が殺到、急成長している。一方で大手企業は、人材の流出を防ぐため、あの手この手を使って”辞めさせない”ための経営改革を打ち出し始めた。
番組では、社員がひとつの会社にこだわらない「人材流動化時代」を迎える中、水面下で繰り広げられる若手エリートをめぐる攻防戦を取材、激変する雇用市場を描く。
【若手社員をスカウト、その最前線は】
大手企業が知名度を武器に優秀な若手社員を囲い込む一方で、ベンチャー企業や中小企業は、深刻な人材難に喘いでいる。一部上場を目指し急成長している、あるコンサルティング会社も、次世代の会社経営を担う即戦力のプロフェショナルを探していた。しかし求める人材は容易に見つからない…。そんな人材不足に悩む企業を支える人材紹介会社がある。人材紹介会社「レイス」。一般の人材紹介会社が行う転職希望者の登録は一切受け付けず、大手企業の二十代後半から三十代前半の優秀な社員に接触し、転職先を紹介する。転職したい人ではなく、”転職させたい人”を相手にするのが特徴だ。約60人いるスカウト部隊が、様々な方法で日々エリートの発掘に奔走、一日平均70人の”スカウト候補者”を新規開拓する。依頼数は年々増え、今期は650名の移籍を見込んでいる。
「本当に欲しい人材は転職市場には出ていない。だからスカウトの力を借りて獲りにいく」という顧客企業だが、声をかけられた社員は、突然訪れた人生の転機に大きく揺れる。「大手企業にはない自由や裁量がある。自分の成長のチャンスかも…」「でも今働いている企業ブランドは捨てられない…」。決断の現場にカメラが入った。
(引用元:テレビ東京『ガイアの夜明け』バックナンバー)
この放送に興味を持ち、レイス株式会社について調べてみました。
私自身、今は専業主婦ですが結婚前は働いていました。
就職活動ではやはり知名度の高い大手企業を中心に受けましたので、
「ベンチャー企業や中小企業に優秀な人材は集まりにくい」というのは
言われてみるとたしかにそうだろうなあと妙に納得したものです。
ベンチャー企業や中小企業は傍からみると急成長をしていてカッコいいのですが、
大手企業に比べると「不安定そう」「忙しそう」というマイナスイメージがあり、
いざ自分が働くと考えると躊躇してしまう人も多いだろうと思います。

『ガイアの夜明け』の放送があったのは2007年7月。
その後10年でレイス株式会社は放送時よりも大きく成長しており、
組織形態は変化していました。
目次
会社概要
現在、レイス株式会社は全グループ会社を束ねる親会社という立ち位置になり、
主にスカウト事業を行っているのはレイス株式会社の小会社の一つである、
レイノス株式会社とキーネットワーク株式会社だそうです。
レイス株式会社には20社ものグループ会社があり、
キーネットワーク株式会社もその中の一つです。
キーネットワーク株式会社は、
企業と人を繋ぐ「架け橋」のような会社です。

スカウトの大きな流れは以下です。
①②⑤⑥はレイノス、③④はキーネットワークが担当します。
スカウトの流れ
①スカウト依頼
クライアント企業から依頼を受けます。
↓
②求める人物像のヒアリング
クライアント企業へ詳細をヒアリングします。
↓
③リサーチ及びアポイントの依頼
レイノスからキー・ネットワークへリサーチの依頼が入ります。
↓
④リサーチ
②の内容を基に、候補者をリサーチしアポイントを取ります。
↓
⑤電話にてコンタクト
候補者に電話し、面談の日程と場所を伝えます。
↓
⑥面談
ホテルのラウンジ等で候補者と面談します。
キーネットワークの主な顧客は、主に中小企業やベンチャー企業です。
人材確保に困っている中小企業やベンチャー企業に
大手会社の優秀なエリート社員を移籍させるべく日々奔走しています。
キーネットワークは、あらゆるメディアを調査して
ターゲットとなる若手社員をリストアップし、電話でアプローチします。
そして、候補者のアポイントが取れたら、
レイノスのスカウトマンが企業と候補者の仲介役を担います。
無事、候補者の移籍が決定すれば、スカウト成功です。
候補者の不安はどう解消しているのか?
しかし、候補者の立場で考えてみると
いきなりキーネットワークから
電話がかかってきたら驚いてしまい、
中には不信感を抱いてしまう人も
多いのではないでしょうか。

・なぜ私のことを知っているの?
・どうやって電話番号を知ったの?
・どこの会社が私をスカウトしているの?
など、驚きと不安がつきまといます。
実際、インターネットの口コミを調べてみると、
キーネットワークからの電話の段階で不安を感じてしまったり、
「今の職場に満足しているから転職は絶対にない」という理由で
アポイントまで至らないケースも多いようです。
一方で、
・今の職場は不満があり転職を検討していた
・話を聞くだけでいいなら一度会ってもよい
・ベンチャー企業の方が自由に働けそう
・誰が私を欲しいと言ってくれたのか知りたい
などの理由でアポイントに応じる候補者もいます。

>・誰が私を欲しいと言ってくれたのか知りたい
これに関しては、キーネットワーク側は
「実際に会ってくれないと教えない」を徹底しているようです。
スカウトの流れ⑥番の「面談」の場で初めて伝えられます。
大事な顧客情報なので電話では伝えられないのでしょう。
人生は一期一会。
特に「人と人との出会い」は一期一会です。
もう一度人生をやり直したとしたら、
今とは違う人と出会い、
全く違う人生を歩むのでしょう。
一度きりの人生、
どんなチャンスがあるかわからないので、
1%でも興味があるならば会った方がいいと私は思います。
人生を変える良い出会いというのはどこに眠っているかわかりません。
とりあえず一度会って話を聞いてみた上で、
スカウトを受けるか受けないかを決めてみればいいと思います。
まずは気楽な気持ちで会うだけ会ってみるのが賢明です。
スカウト・ヘッドハントされたときの注意点
次に、「スカウト、ヘッドハンティングをされたときに
注意すべきポイント」についてまとめました。
私は一度会ってみるべきとは言いましたが、
スカウトやヘッドハンティングを受けることが必ずしも正しいとは思いません。
それは、あなた次第です。
人生の中で仕事をする時間は長いですから、
スカウトされた会社に転職することがあなたにとって幸せなのかどうか、
浮かれ過ぎたり不信感を持ち過ぎたりせずに、
冷静かつ慎重に以下のポイントをチェックしましょう。

スカウトされたときに注意するポイント
①転職条件を細かく確認する
転職後の雇用形態、年収、ポジション、部下、達成責任など、
転職後の自分の姿が細かく想像できるまで徹底的に確認しましょう。
曖昧な点は必ず確認してもらいましょう。
口頭ではなく、メールなどの証拠が残る形で握りましょう。
口頭ならば録音しておきましょう。
②転職先企業を細かく確認する
転職先企業の位置付け(親会社、小会社含む)、業績、
情報管理体制などを確認しましょう。
スカウトマンからの情報だけでなく、自分でも調べましょう。
スカウトマンは基本的に転職先企業の良い面を教えてくれるので、
悪い面や不安点を知りたいならば自分でも調べることをオススメします。
③なぜあなたをスカウトしたのかを細かく確認する
そもそもなぜ自分が声をかけられたのかをきちんと確認しましょう。
・転職先企業が自分に何を求めているのか?
・転職先企業に求められている能力が自分に備わっているのか?
ここに納得感が得られなければ、徹底的に確認しましょう。
入社後に後悔しても遅いので、納得できない場合はお断りしてもよいと思います。
誘われていたときに聞いていた内容と実際に入社したときの内容が違う
ということはよく起こりうるものです。
ヘッドハンティングされた自分に酔わず、冷静かつ慎重に確認をしましょう。
どうしても自分だけでは判断できないという場合は、
転職エージェントに第三者目線で調査してもらうとよいと思います。
なお、キーネットワークが他の人材紹介会社と大きく異なる点は
「クライアント企業からどんな人材が欲しいのか詳しくヒアリングし、
マッチングする人材を独自の手法で徹底的にリサーチしている」という点です。
このため、クライアント企業と候補者間のズレが起こりにくいと思います。
転職市場には稀有な“即戦力”をスカウトすることができるのです。
キーネットワークは、各分野の人脈豊富な人々とパートナー契約を締結しています。
パートナー数は全国でなんと1,300名を超えており、
強力なネットワークを作り出しています。これがキーネットワークの強みです。
レイスがスカウト事業を始めた背景
レイス株式会社がスカウト事業を始めた背景には
「若者の3年離職問題」があるそうです。
厚生労働省が毎年発表している「卒業後3年以内離職率の推移」によると、
「約30%の人が入社後3年以内に早期離職をしている」ということがわかります。
入社後3年というと、新卒入社した若者が一人前になって活躍する頃ですから、
手塩にかけて育てた人材を、
育ったタイミングで手放している
ということになります。これは企業にとってはかなりの痛手です。

若者の早期離職はどの企業でも深刻な問題です。
特にベンチャー企業や中小企業は人手不足が深刻で、
人手が足りない→忙しい→辛い→辞める→さらに人手が足りなくなる
という負のスパイラルに陥りがちです。
・優秀な人材を入れてこの不穏な流れを断ち切りたい!
・人材不足を解消すれば、若者の早期離職に歯止めがかかるのでは?
・もっと会社をより良くしてくれるような人材が欲しい!
どの経営者も優秀な人材を確保し育てていくことを課題だと感じているようです。

レイス株式会社は、経営者が抱える課題の解決を支援すべく活動を続けています。
「成長を目指す経営者」と「活躍を期待される人材」の引き合わせることで、
若者の早期離職に歯止めがかかるならば、
これほどまでに素晴らしいビジネスはないと思います。

いかがでしたでしょうか?
レイスとキーネットワークの話に終始してしまい、
他の「ガイアの夜明け」エピソードが披露できませんでした(反省・笑)
でも面白いエピソードはまだまだあります!!!!!!
「ガイアの夜明け」ファンの私としてはまだまだ書き足りないので
今後も私が印象に残ったエピソードを順次ご紹介していきたいと思います♪