<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>
11月15日、漫才日本一を決めるコンテスト
『M-1グランプリ』のファイナリスト9組が決定しました。
ファイナリストは、以下の9組です。
和牛、霜降り明星、ゆにばーす、
見取り図、かまいたち、スーパーマラドーナ、
ジャルジャル、トム・ブラウン、
ギャロップ
私はM-1のオープニングVTRを見ると
毎年泣いてしまうほどM-1ファンです。
笑いに命を懸けている真剣さに泣いてしまいます(´;ω;`)
今回は、12月2日(土)のM-1決勝戦をより面白くみるために、
ファイナリスト9組について勉強してみようと思い、
「M-1ファイナリスト9組を徹底解説」したいと思います。
私も知らないコンビがいるので書きながら勉強します。
1.和牛

(画像引用元:吉本興業)
個人的に一番応援しています!ネット上でも圧倒的人気ですね。
和牛、今年こそ優勝してほしい!
ハイヒールりんご「なぜこのツッコミで優勝できないのかわからない」
上沼恵美子「私の中では(去年のM-1優勝者は)間違いなく和牛!
自分の中では3点も違いました」
など、大御所のお笑い芸人たちから絶賛されており、
今年一番の優勝候補です。常に安定の漫才をみせてくれます。
審査員の松本人志も2年連続「和牛」に票を入れています。
和牛の素敵だと思う点は、
M-1予選で「毎回違う漫才」を披露する点です。
去年決勝戦に進んだコンビの中で、
予選から決勝戦まで全て違うネタを披露したのは和牛だけでした。
M-1は決勝戦1回戦と2回戦で勝敗が決まるので、
言ってしまえば「2本面白いネタ」を用意すれば勝てるのです。
なので、予選1回戦から決勝戦まで全て同じネタを披露するコンビも多いのです。
(一番面白い鉄板ネタだけで勝負した方が勝ち進めるから。)
しかし、和牛は予選1回戦から決勝戦まで全て変えてきます。
ここに、私は「漫才師」としてのこだわりを感じます。
今回が4度目の出場なので、
既に面白さがバレているが故のやりずらさはあると思います。
「どんな奴かわからない」という新人の方がウケやすいですから、
もしかすると苦戦するかもしれませんが頑張って欲しいです。
水田は「見せたいネタができましたんで。決勝で2本しっかりやって。」
と気合十分。今回のM-1決勝のためのとっておきの漫才があるようです。
M-1に合計4回出場、そのうち2回も準優勝をしています。、
今年こそ3度目の正直となるといいですね。
果たして、今年こそ悲願の初優勝なるのでしょうか><?
2.スーパーマラドーナ

(画像引用元:吉本興業)
このコンビも大好きです!M-1常連のスーパーマラドーナ!
武智の激しいツッコミと、田中の豹変するキモ可愛いボケがたまりません。
ボケ担当の田中は、癖が強くてとても面白いキャラクターの人です。
なんと「M-1決勝戦に出たくない」「M-1で優勝したくない」んです(笑)
プレッシャーに弱く、過去に2度行方をくらましたことがあるそうで、
売れ過ぎず今くらいのペースで仕事をしたい、現状維持がいいそうです。
行方をくらましておばあちゃんの家に行っていたそうです(笑)
こちらがM-1の会見写真↓
後列左から4番目がスーパーマラドーナ田中です。
皆がポーズを決める中、一人だけ修学旅行の集合写真みたいなピースサイン(笑)
この緩さが田中の魅力です(笑)

しかし、普段はゆるーく「売れたくなーい」と言っている田中ですが、
舞台上ではスイッチが入り、別人のような豹変ぶりを見せます。
ネタは間違いなく面白い!ネタを作っているのはツッコミの武智です。
武智は『M-1』3位になった年に、
ノンスタ井上の謹慎の影響で決まっていた仕事が全てキャンセルになり
相当悔しい思いをしました。
(ちなみに田中は「チャンスだ。休める。」
と思って新婚旅行に行ったそうです笑)
「絶対に何が何でも売れたい」と豪語する武智と
「絶対に売れたくない」と豪語する田中。
本番ではどういった漫才を見せるのでしょうか?楽しみです。
3.ゆにばーす

(画像引用元:吉本興業)
優勝すれば、史上初の男女コンビチャンピオンとなるゆにばーす。
ここも癖の強いコンビです。
ボケ担当のはらは「詐欺メイク」でも人気。
メイク後は広瀬すず似の美人に仕上がります。衝撃(@_@;)

ツッコミの川瀬名人は、
M-1で優勝して芸人を引退するのが夢(笑)
しかも優勝賞金もいらないので、相方のはらに全部あげるのだとか。
優勝したら仕事がバンバン来て・・・というのが夢なはずですが、
優勝して綺麗に終わるのが川瀬名人の美学(?)のようです。
去年はトップバッターで会場を大いに沸かせました。
お客さんもすごくウケていましたし、
トップバッターでなければもっと点数は高かったと思います。
今年リベンジなるか?楽しみにしているコンビの一つです。
4.ジャルジャル

(画像引用元:吉本興業)
ファイナリストの中で、M-1最多出演回数を誇るジャルジャル。
なんと今回がラストイヤーです。
M-1にかける思いは並大抵のものではありません。
ジャルジャルの漫才は、好き嫌いがすごく分かれると思います。
去年のM-1で松本人志が「一番面白かった」と高得点をつけていましたから、
笑いのレベルが高い人からすると高評価をされるネタなのかなと思います。
ハマる人にはとことんハマるが、
お客さんがついていけないときがあるのが欠点かなと思います。
私は、単調なネタよりも伏線を後半で回収するようなネタが好きなので、
ジャルジャルのネタはついていけなくなってしまうことも多いのですが、
ドンピシャでハマる人からするとすごく面白いのだと思います。
しかし、素人の私からみてもものすごい練習量を感じる熱い漫才。
今回で最後の挑戦となるジャルジャルの福徳は
「僕たちが高校3年生の時にできた大会。優勝したい」と気合のコメント。
優勝する可能性は十分にあると思います。
ラストイヤーのジャルジャル、一体どんな漫才を見せるのでしょうか(*^^*)?
5.かまいたち

(画像引用元:吉本興業)
とりあえず、山内の写真をとり直してほしい(笑)
前髪を上げているイメージが強いですね。
かまいたちは漫才とコントの両刀使い。
賞レースの常連です。これが過去の受賞歴。
↓↓↓
2007年 第28回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞
2007年 笑いの超新星 新人賞
2008年 第43回上方漫才大賞新人賞
2012年 第33回ABCお笑いグランプリ優勝
2012年 第42回NHK上方漫才コンテスト優勝
2016年 歌ネタ王決定戦2016 優勝
2016年 キングオブコント2016 3位
2017年 キングオブコント2017 優勝
2017年 M-1グランプリ2017 4位
2017年のキングオブコント優勝を機に上京しました。
キングオブコントでは安定したコントで圧巻の優勝となったものの、
準優勝のにゃんこスターが話題をさらってしまい、
優勝したのににゃんこスターばかりがメディアに取り上げられ
悔しい思いをしたと思います。
M-1もそうですが、新人の怖さはこういうところだなと思います。
新人はどういう笑いか世間に知られていないからこそ、
ウケるときは爆発的にウケます。今年のM-1も波乱が起こるかもしれません。
かまいたちはコントと漫才の両刀使いであることが最大の武器です。
ボケとツッコミを分けたオーソドックスなスタイルの漫才を披露します。
もしかまいたちが優勝すれば、
キングオブコントとM-1の2冠をとったことになります。
これは、どのお笑い芸人も未だに成し遂げたことのない偉業です。
6.霜降り明星

(画像引用元:吉本興業)
コンビとしてもピンとしても活躍する霜降り明星。
M-1はいつも準優勝まででしたが、
今年ようやく念願の決勝戦に進出です。
私は「人志松本のすべらない話」で初めて霜降り明星を知りました。
ボケ担当のせいやがピンで出場し、
初出場なのになんとMVPに選ばれていました(@_@;)
SM女王と付き合った話で優勝してました(笑)
変わった女癖なイメージです。
M-1に関しては、準決勝の常連ではあるものの、
今まではなかなか決勝戦には駒を進められませんでした。
悲願の決勝進出を果たしたということは一皮剥けたということでしょう。
進化した霜降り明星に期待です。
7.見取り図

(画像引用元:吉本興業)
私は初めて聞くコンビだったのですが、
ネットでは見取り図の決勝進出を絶賛する声が多いです。
今回のM-1の大穴だという声も多く、とても期待値の高いコンビです。
写真左がツッコミ担当の盛山晋太郎(もりやましんたろう)。
反町隆史に憧れ、年2回はビーチ・ボーイズを見るそうです。
写真右がボケ担当のリリー。
リリー・フランキーに似ているという理由でリリーという名前だそうです。
ツッコミ担当の盛山が彼女や結婚相手を欲しがり、
ボケ担当のリリーが紹介するというパターンの漫才が主流なのだとか。
芸歴10年以上のベテランです!一体どんな漫才が見られるのか楽しみです。
8.ギャロップ

(画像引用元:吉本興業)
なんと2016年に放送されたバラエティ番組で
「解散しそうなコンビ1位」に選ばれたギャロップ。
吉本芸人100人にアンケートをとったところ、
ギャロップが一位に選ばれてしまいました。
写真左のハゲている方が毛利大亮(もうりだいすけ)。
もともとはツッコミ担当でしたが最近のM-1ではボケを披露。
どちらがボケでどちらがツッコミをするのか本番までわかりません。
写真右が林健(はやしたけし)。
ちなみに「解散しそうな理由」は、
毛利がDJにハマってカッコつけており、
相方の林に愛想を尽かされるのではないか?という理由が多かったです。
周囲から「危うい」と思われていたギャロップが見事決勝進出です。
トレンディエンジェル以来のハゲ漫才を見せるのか?
それともかっこいい王道漫才なのか?
口喧嘩のようなしゃべくり漫才が持ち味なので
テンポのよい話術で観客を魅了してくれることに期待です。
9.トム・ブラウン

(画像引用元:YOUTUBE)
今回唯一の吉本興業ではないコンビ。
漫才と言えば、やはり劇場を持っている吉本勢が強いですが、
しかし毎回吉本以外のコンビも決勝戦に誰かしら選ばれています。
(過去、サンドイッチマンやカミナリなど)
今回は吉本興業のコンビが多く、前述の1~8組は全て吉本です。
このトム・ブラウンだけが吉本以外で決勝戦に駒を進めました。
私だけではなく、多くの人はトム・ブラウンを知らないと思います。
その知名度のなさは武器であり、逆に予想できない爆発力を秘めています。
どんなネタなのか想像がつかない、
決勝戦で初めてみるお客さんも多いのではないでしょうか?
その新しい風は、M-1に大きな爪痕を残すかもしれません。
トム・ブラウンのみちおは
「東京のお笑いの中でも、地下の地下の本当の地下でやっています。」
と現状を語り、
相方の布川ひろきは、
「1週間~2週間前に、0人の前でネタを披露しました。
地下のお笑いライブから勝ち上がったのは、僕たちだけなので、
地下に夢を見させたいと思います!」と意気込みを語りました。
全くの無名コンビがM-1決勝に進出。
優勝すれば一発逆転のシンデレラストーリーです。
さて、いかがでしたでしょうか?
『M‐1グランプリ2018』決勝は、テレビ朝日系にて12月2日18時34分放送です。
お昼には敗者復活戦もありますので合わせて楽しみに見たいと思います^^