<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>
長い長い人生の中で、誰もが一度は経験すること。
それは・・・買ったばかりの卵を落として割ってしまうこと😭😭
買い物袋を壁にぶつけてしまったり、
自転車かごから買い物袋ごと落としてしまったり、
冷蔵庫に入れようとしてうっかり落としてしまったり・・・
私は一年に一回ペースでこれをやらかしてしまいます(涙)
ちなみに我が家では、「割れた卵の大量消費メニュー」は、親子丼に決めています。
人数分の卵を包まないといけないオムライスよりも遥かに簡単で、
大量に消費できますのでおすすめです。
玉ねぎと鶏肉を炒め、
↓
出汁醤油と砂糖で作ったタレで煮込みます。
↓
続いて、割れた卵をボールに入れ、
↓
混ぜます
↓
溶き卵をかけて蓋をして完成です
買ったばかりの卵を割ってしまったショックが吹き飛ぶくらい、
フワフワトロトロの卵に癒やされます💞💞💞
ちなみに、我が家が買っている卵は、
アキタフーズさんの「おいしいたまご屋さん🥚」
以前に買っていた卵よりも若干黄身の大きさが小ぶりなのですが、
卵黄の盛り上がり具合が他の卵より一段と高くて「新鮮そのもの!!!」
という感じが気に入っています。
アキタフーズといえば、YOSHIKIとの共演CMが話題になった
「きよらの卵」という商品も人気です。
私はこの「きよらの卵」のCMが大好きです✨✨✨
「YOSHIKIって卵のCM出るん(笑)???」と初めてみたとき2度見してしまいました。
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
今回は、「きよらの卵」を参考に、卵の製造過程について調べつつ、
株式会社アキタフーズについて詳しく取り上げたいと思います。
では早速ご覧ください😊😊😊
目次
アキタフーズの概要
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社 アキタフーズ |
本社住所 | 東京都港区新橋六丁目14番3号 御成門PREX 7F |
代表取締役 | 岡田 大介 |
設立 | 昭和41年10月27日(創業昭和2年) |
資本金 | 9,300万円(グループ全体 3億3,810万円) |
事業案内 | 1.採卵用初生雛、若雌の生産販売 2.飼料の製造 3.鶏卵の自家生産、処理販売 |
株式会社アキタフーズの創業は1927年(昭和2年)。
約100年近くの種鶏・孵化業の老舗で、
創業以来、安全・安心で、新鮮な卵作りに一途に専念しています。
2019年4月に、社名をアキタからアキタフーズへ変更。
主力商品の「きよらの卵」はもちろん、他にも高品質・高付加価値の卵を製造しています。
また、卵だけでなく、卵を使った加工食品の販売にも注力しています。
美味しさへのこだわり
アキタフーズの卵の美味しさの秘密は、「卵黄」。
「たまごのおいしさは卵黄にある」とアキタフーズは考え、長年研究に研究を重ねました。
卵黄の質とおいしさの関係についての研究を重ね、新旨味原料(特許取得)を発見しました。
さらに、それを飼料に配合して卵黄の旨味を高めることに成功しました。
卵黄のコクと旨味
アキタフーズの主力商品『きよらの卵』は、卵黄のコクと旨味が強みです。
第三者機関の「生卵黄粘度測定結果」によると、
『きよらの卵』には、一般卵(白玉)の約2.8倍、一般卵(赤玉)の約1.2倍の
コクと旨味が含まれているそうです。
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
コクと旨味が高いきよらはどんな卵料理にもピッタリ✨✨
卵かけごはんにするとたまごの味がしっかりと感じられ、
ゆでたまごにしても旨味とコクが強くしっとりとした味わいが楽しめます。
どんな料理にも最適だとシェフ・パティシエからの評価も高いそうで、
卵焼きやオムライスにすると、ふんわり・旨味が増し、
カステラ、ケーキなどのお菓子にしても味わいがよくなります。
安全な「卵」へのこだわり
アキタフーズでは、「美味しさ」はもちろんのこと、
「安全・安心・新鮮さ」にもこだわった卵を作っています。
『きよらの卵』の製造環境をもとに、アキタフーズの安全へのこだわりをまとめました。
全工程を自社で担う
アキタフーズが安心・安全な卵を消費者に届けるために力を入れているのが、
卵の生産に関する全ての工程を自社で担う国内唯一の「完全直営一貫生産システム」。
何か問題やトラブルが発生したときに「外部機関に委託していたので詳細はわかりません」
「うちは関係ありません」「うちの責任ではありません」といった謝罪対応をされる企業も
多いですが、我々消費者からみると、これらは言い訳であり責任逃れにしか感じません。
アキタフーズは全ての工程を自社で担っているので、
最初から最後までしっかり管理していることが安心だと思いますし、
何かあったときにきちんと責任をとってくれる潔さを感じます。
すべての鶏にサルモネラワクチン接種
「卵の安全」と聞いて一番怖いのが「サルモネラ菌による食中毒」ですよね。
私は他の食品以上に「卵の賞味期限切れ」だけは絶対にないように気をつけていますし、
生卵は子供には食べさせないようにしています。こういうお母さんは多いと思います。
アキタフーズでは、サルモネラによる汚染を予防するため、
すべての鶏にサルモネラワクチンを接種しています。
徹底した衛生管理システム
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
アキタフーズでは、鶏を快適な環境で飼育するために、最新設備を導入しています。
最新のトンネル換気・ウィンドレス鶏舎を建設し、
外部からの病原体の侵入を防止する徹底した衛生管理システムで稼働しています。
機械と人間の両方でチェック
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
アキタフーズでは、人の目と機械を駆使してパッキングを行っています。
農場からGPセンター(選別包装施設)に届いた卵は、
まず40~50℃の洗卵水でしっかりと洗れます。
そして、洗浄された卵は、次に殺菌消毒を徹底した状態で乾燥されます。
その後、人の目と、機械の両方で卵の状態をチェックし、
選別された良質な卵のみがパッキングされていきます。
人の目では気付かない汚れや割れや卵の中の状態は機械で判別できるようになっています。
毎日の品質検査
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
『きよらの卵』のGPセンターでは、最高品質であり続けるために、
1日に50個程度をランダムに選び、毎日検査を行っています。
卵は実際に割って、卵の鮮度、卵黄色、卵殻の強度を細かく検査します。
卵質を検査して異常があった場合は農場へのフィードバックを行います。
国際規格である「SQF」認証取得
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
『きよらの卵』は、食品の安全管理と品質管理の国際規格である
「SQF認証」を取得しています。
「SQF」は「Safe Quality Food」の略語であり、その名の通り、
「食品の安全」を証明する国際基準です。この証明書を持っていることが、
アキタフーズの卵の安全性を証明する何よりの証拠です。
信頼できる農場の証「JGAP(家畜・畜産物)」認証取得
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
アキタフーズは、農林水産省が導入を推奨しているJGAP認証を取得した
農場の卵を使用しています。
「JGAP」は「Japan Good Agricultural Practice」の略称であり、この認証は、
食の安全や環境保全に取り組んでいることが確認された農場に与えられるものです。
アキタフーズの商品一覧
アキタフーズでは、いくつもの種類の卵を販売しています。
一番有名なのはCMをしている「きよらの卵」だと思いますが、
調べてみるとそれ以外にもたくさんの卵を販売しています。
「こんなにあるの?何が違うの?」と思ったのですが、
それぞれ入っている「栄養表示成分」や「カロリー」が少しずつ異なります。
私は「卵って”赤玉”と”白玉”の2種類じゃないの?」と思っていたので、
ここまでの豊富なラインナップに驚きました。
きよらグルメ仕立て
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 7.0~14.0mg
アキタフーズの卵の中で一番メジャーなのがこの「きよらグルメ仕立て」。
「グルメな人にグルメな卵」というキャッチコピーで、
YOSHIKIさんをイメージキャラクターに売り出したことで話題になりました。
『寝冷えネコ』という「きよらの卵」のキャラクターも可愛くて人気です。
「卵のおふとんを優しくかけてください~」というセリフが可愛いですよね💞💞💞
YOSHIKI効果で爆売れし「きよらのグルメ仕立て」のブランド知名度が急上昇しました。
「あのYOSHIKIが卵のCMするん???」という意外性が良かったですよね。
(画像引用元:https://www.m-on-music.jp/0000302603/)
かくいう私もX JAPANの大ファンで、CMをみた次の日にスーパーに走ったものですが、
YOSHIKI効果で「スーパーの棚から『きよらの卵』が消える」現象が起きていました。
ビィータGOLD
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 144kcal
- たんぱく質 12.6g
- 脂質 10.0g
- 炭水化物 0.8g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンA 250μg
- ビタミンB1 0.4mg
- パントテン酸 4.0mg
- ビオチン 45μg
- 葉酸 73μg
- ビタミンB12 4.0μg
- ビタミンE 9.0mg
- ビタミンD 5.0μg
- ビタミンK 55μg
- DHA 270mg
- EPA 25mg
アキタフーズの他の卵と比べて、ビィータの「栄養成分表示」が
めちゃくちゃ長いことに驚いた方も多いはず(私もまとめていてビビりました)💦
ビィータの名前の由来は「ビタミンたっぷり」。
「9種類のビタミン」と「DHA・EPA」が強化された特別な卵です。
例えば、ビィータGOLD1個のDHA・EPA量を、他の食物に換算すると…
- 赤身まぐろ生刺身 11切分のDHA
- かたくちいわし(にぼし)16尾分のEPA
そして、ビィータGOLD1個分のビタミン量を、他の食物に換算すると…。
- にら1/2束分のビタミンA
- 芽キャベツ(生)10個分のビタミンB1
- 納豆1パック分のパントテン酸
- 豚レバー2切分のビオチン
- アスパラガス1本分の葉酸
- 紅さけ1/3切分のビタミンB12
- アーモンド13粒分のビタミンE
- しいたけ5枚分のビタミンD
- ほうれん草3枚分のビタミンK
「6個入りで360円(税抜) 」とお値段は普通の卵よりも割高ですが、
値段が高いだけあって栄養成分はバツグン。
子供の成長に欠かせないDHAやEPAもしっかり摂れると評判です。
ほめたま
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 7.0~12.0mg
ほめたまの特徴は、きわだつ黄身色。
加熱調理した時の鮮やかな色調にこだわった卵であり、
野菜やお肉などの他の食材とのコントラストが抜群です。
(画像引用元:アキタフーズ公式サイト)
見た目だけでなく味にもこだわっており、3種の天然ハーブを配合した飼料を鶏に与え、
たまご独特の臭みを抑えて旨味を付加しています。
ふじたま
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 7.0~14.0mg
ふじたまの名前の由来は、富士山から来ています。富士山の澄んだ空気と
天然バナジウムを含む深層水を飲んで育った赤鶏が産んだたまごです。
ビタミンEが標準値の約10倍も含まれていることも特徴です。
星降る高原の玉子
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 10.0mg
星降る高原の玉子は、ビタミンE強化の赤たまごです。
ビタミンEは、抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、
細胞の健康維持を助けるという大事な栄養素ですので、
卵を選ぶ際に「ビタミンEを豊富に含んでいるかどうか」をみて選ぶとよいと思います。
奥備後の赤玉子
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 7.0〜14.0mg
広島県の奥備後、山間の大自然に恵まれた環境の中で生まれた卵です。
他のアキタフーズの卵と同様に「ビタミンE」を強化しています。
卵の生産履歴がすべてわかる「トレーサビリティーコード」がついていることが特徴です。
げんまんE
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 10.0mg
- ビタミンD 5.0μg
- ビタミンK 55μg
「げんまんE」は、ビタミンE・更にビタミンD・Kが強化されパワーアップした卵です。
「げんまんE」2個で、大人1日分のビタミンE摂取目安量の100%を充足します。
こちらの卵にも「トレーサビリティーコード」がついています。
おいしいたまご屋さん
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
- ビタミンE 7.0〜12.0mg
- ビタミンD 4.0μg〜8.0μg
- ビタミンK 44μg〜70μg
私が行きつけのスーパーで愛用しているのが、この「おいしいたまご屋さん」。
その名のとおり、本当においしいたまごです😊😊😊
ビタミンE、そしてビタミンD・Kを強化した栄養豊富なおいしい卵です。
ニューぴあっこ
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)
- エネルギー 151kcal
- たんぱく質 12.3g
- 脂質 10.3g
- 炭水化物 0.3g
- 食塩相当量 0.4g
「ニューぴあっこ」は昔からアキタフーズで販売されている歴史のある卵です。
最もオーソドックスな卵といえばこちらだと思います。他のアキタフーズの卵と同様に、
安全・安心な環境で1つ1つ丁寧に出荷されています。
アニマルウェルフェア(AW)の件
今話題になっているアニマルウェルフェアの件についても少し触れさせていただきます。
騒動の概要
アキタフーズ元代表が、当時農水相だった吉川氏に対し、快適な状況での家畜飼育を目指すアニマルウェルフェア(AW)の国際基準が日本の養鶏業者の負担にならないよう働き掛けをしたり、鶏卵価格下落時の業者への補填(ほてん)措置などを求めたりしていた。
関係者によると、吉川元農水相は鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)の元代表から、複数回にわたって計数百万円を受け取った疑いがあるという。
引用元:時事通信 吉川元農水相、鶏卵大手から現金か 複数回、東京地検が捜査 2020年12月02日07時11分
そもそも「アニマルウェルフェアとは何だ?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
アニマルウェルフェアは、厚生労働省のHPにて以下のように記載されています。
アニマルウェルフェア:
「動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」
この定義づけは、世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関である「国際獣疫事務局」
によって定められたものだそうで、ざっくりいうと「動物が快適に暮らせる基準」です。
牛・豚・鶏のような家畜を心身ともに快適な環境下で飼養することが重要視されており、
そのために一定の世界基準が設けられているのです。
家畜のストレスや疾病を減らすことは、結果として生産性の向上や畜産物の安全性にも
つながるため、農林水産省はアニマルウェルフェアの考え方を重要だと考えています。
そして今問題になっているのが、「アニマルウェルフェアをきっかけとした賄賂」です。
アキタフーズ元代表は、「このアニマルウェルフェアの基準が
『鶏の生産者たちに負担をかけている』という理由で基準の引き下げを要請し、
その過程で当時の農林水産大臣に現金数百万を渡していたことが明るみになりました。
あくまでも私の個人的な意見ですが、ここで問題となるポイントは
「賄賂の受け取りがあった」という1点のみだと思います。
私は鶏の生産者ではないですし、当たり前ですが鶏ではないので
「今のアニマルウェルフェアの基準が、鶏にとって、鶏の生産者にとってベストなのか」
というのははっきり言って全くわかりません。
こういった国際基準というのは、世界のあらゆる生産者や専門家の意見を取り入れつつ、
年々少しずつ基準の見直しを図っていくことはよくあることだと思います。
だから、アキタフーズ元代表が農林水産省に基準の引き下げを求めたこと自体は
何ら問題のない行為だと思います。ただ、そこに金銭の受け渡しが発生してしまった
ことが問題なのです。農林水産大臣は、私情を廃してフェアに判断する立場ですから。
国や地域によって気候や農場の広さなどの飼育環境は異なるでしょうし、
偏見かもしれませんが、衛生面や食品の安全面においては
間違いなく日本はトップレベルだと思っています。
この騒動で、一部消費者から「アキタフーズの飼育環境は鶏に負担をかけている」という
意見があるようですが、それは我々は鶏じゃないのでわからないと思います。
外国の方が国土が広いので「自由に放牧できる」という意味では外国の家畜の方が
ストレスはないのかもしれませんが、家畜の疫病発生率は外国の方が高いですし、
日本の家畜の方が衛生的で美味しい餌を食べているようなイメージがあります。
(あくまでも私のイメージですが。)
だから一概にアキタフーズの飼育環境が劣悪だとは言えないと思いますし、
卵を取り扱う企業が「鶏」だけでなく「鶏の生産者(従業員)」の環境も改良したいと
考えることは自然なことではないかと思います。
むしろ、「消費者」「従業員」「生産農家」だけでなく、
「鶏」のことも考えないといけないなんて
卵を取り扱っている企業は大変だなあとすら思いました。
しかし、それが命を扱う仕事の宿命なのだとも思います。
今回の件は企業としての改善すべき点はあると思いますが
アキタフーズの「商品(卵)自体は素晴らしい」ことに変わりはないので
一消費者としてはむしろ安心しました。
今後も「おいしいたまご屋さん」、買います!
黄身が濃厚で美味しいです😊😊
騒動に関する最新情報(※2021年1月追記)
先週1月17日頃に、上記に記載した内容の続報が出ていましたので、
情報を整理して追記させていただきます。
このアキタフーズの献金問題を巡って、吉川貴盛元農林水産大臣は、
贈賄罪で在宅起訴されています。
その後、2021年1月に、現職の農林水産大臣である野上浩太郎氏は
会見を行い、新たに判明した事実の公表を行いました。
それによると、吉川元農林水産大臣は在職中に、
アキタフーズの秋田善祺前代表が同席する会食に参加していたそうです。
アニマルウェルフェアの件に関して、
アキタフーズ側の要望通りの対応をしてもらうために、
農林水産省と仲良くなっておきたいという意図があっての会食だと思われます。
とはいえ、献金問題が明るみになった今、特に驚くような新事実ではありませんね・・・。
思惑があっての会食でしたので、会食代はアキタフーズ側が支払ったようですが、
これはアニマルウェルフェアを巡る献金問題が明るみになるまで
吉川元農林水産大臣の部下達は把握していなかったようです。
会食当時、鶏卵などを所管する生産局長だった枝元真徹事務次官は、
記者団の取材に対し、飲食費は「吉川大臣(当時)が支払ったと思っていた」と
釈明しました。
この会計をどちらが行うかは、我々民間人からするとさほど重要ではないように
思うかもしれませんが、国家公務員のレベルになると大問題に発展します。
国家公務員が利害関係者の負担で会食することは、
国家公務員倫理法で禁じられているためです。
(法律上、第三者の負担なら利害関係者との会食も可能というルールになっています。)
利害関係者が支払いをしてしまうと、国家公務員に借りを作ってしまうわけです。
利害関係者にとって都合のいいようにビジネスの話が進む可能性が高くなるので、
「ただ食事をしただけ」では済まないのです。
当然のことながら、このことは吉川元農林水産大臣も把握していたと思いますから、
自覚が足りないと糾弾せざるをえない問題だと思います。
もしかすると、酒の席だったから記憶が曖昧になっていたのかもしれませんし、
「農林水産省側の誰かが支払ったのだろう」と安易に考えていたのかもしれませんが、
結果的にここまでの大きな問題に発展してしまいました。
枝元真徹事務次官は「(会食で)現金のやりとりはない。政策的なことも言われていない」と釈明しており、業界からの要請があったことを否定しています。
吉川元農林水産大臣もアキタフーズ元代表の秋田善祺氏も、
この騒動の責任をとって既に辞任しています。
いずれにせよ、アニマルウェルフェアの問題は、
献金問題の解決とともに一件落着というわけにはいきません。
養鶏業は、命を扱う責任のある仕事です。
ときとして、仕事内容は過酷であると思います。
どういった養鶏業を行えば、
鶏にとって、従業員にとって、メーカーにとってベストなのか?
ベストな養鶏業を検討することは、
日本全国の養鶏業者が中長期的に向き合うべき問題ですから、
このアキタフーズの献金問題とは切り離して考えるべきでしょう。
まとめ
株式会社アキタフーズは、1927年(昭和2年) に創業した
約100年近い歴史を持つ種鶏・孵化業の老舗です。
創業以来、安全・安心で、新鮮な卵作りにこだわっており、
生産工程の全てを自社管理のもとで行っています。
CMキャラクターを務めたYOSHIKIさん効果で爆発的にヒットした「きよらの卵」を
はじめ、消費者からのあらゆるニーズに答えたたくさんの種類の卵を販売しています。
栄養成分は商品によって微妙に異なりますが、
ビタミンやDHAが豊富に含まれていることが特徴です。
特に、アキタフーズの多くの卵には「ビタミンE」が多く含まれています。
「ビタミンE」は抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、
細胞の健康維持を助ける栄養素なので、食べ続けていると健康に良いです。
卵を選ぶ際に「値段だけで決めている」「安ければいいや」という人も多いと思いますが、
卵自体が「安価で栄養豊富な食品」ですので、
値段だけでなく栄養素にも注目して選んでみるといいかもしれません。
(画像引用元:株式会社アキタフーズ公式サイト)