<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>
以前、こちらのブログでアニスピホールディングスという
『ペット共生型の障がい者グループホーム』についてご紹介させていただきました。
<前回のブログはこちらから>
有り難いことに多くの反響をいただいたので、
今回は第二弾の記事を書いていきたいと思います。
前回の内容のおさらいと、新たな情報を記載いたします。
目次
アニスピホールディングスとは?
まずは前回のおさらいです。
アニスピホールディングスは、日本初のペット共生型障がい者グループホーム
「わおん」「にゃおん」を運営している会社です。
<公式サイトはこちら>anispi.co.jp
アニスピホールディングスは、「人間も動物もハッピーに。」を合言葉に
活動を続けており、障がい者と保護犬・猫の共同生活の支援を行っています。
保護犬たちと暮らすメリット
「わおん」「にゃおん」で暮らす人々は、「精神障がい者」「知的障がい者」
「発達障がい者」「身体障がい者」など、様々な障がいを抱えています。
入居される人の大半は、一般企業に障害者雇用枠で就職しています。
動物が人間にもたらす健康効果は絶大です。
心理的効果
・元気な気持ちになる
・くつろげる
・笑う機会が増える
・親密な感情を生む
・回想作用
などの効果があります。
動物がそばにいてくれるだけで自然と心がほぐれて元気や笑顔になれるのです。
生理的効果
・病気の回復を助ける
・刺激やリラックス効果
・血圧やコレステロール値の低下
・運動の機会が増える
・楽しんでリハビリテーションができる
オーストラリアのペースメーカー心臓研究所の調査によると、
動物を飼っていた人と飼っていない人とでは、
動物を飼っていた人の方が血圧やコレステロール値が低いという結果が出ているそうです。
動物と一緒に暮らすことは、心だけでなく身体にも良い効果をもたらしてくれます。
社会的効果
・人との出会いのきっかけができる
・コミュニケーションのきっかけになる
・人間関係がスムーズになる
・身体的、経済的な自立を支える
ドイツの37箇所の老人ホームの調査結果によると、
動物を飼っていたグループと飼っていないグループとでは、
動物を飼っていたグループの方が周りとのコミュニケーションが
質・量ともに良好となったという結果が出ています。
動物と接することで孤独や退屈が減り、喜びが増え、ライフスタイルも
前向きに変化し、自身の病気について考えすぎなくなったそうです。
おそらく小学校で動物を飼うのは、この社会的効果を狙ってのことだと思います。
私自身、小学校の頃は、学校の飼育委員を好んでやっていました。
主に校庭のそばに設置された小屋で「うさぎ」や「ニワトリ」のお世話をしたり、
教室の中で飼っていた「メダカ」や「ハムスター」のお世話をする係でした。
「動物と触れ合いたい」という目的で入った委員会でしたが、
自然と動物をきっかけに今まで話したことのなかったクライメイトとも
話をするようになり、友達が増えたことを覚えています。
動物という共通の話題ができたことで、自然とお友達と動物の話をするようになり、
仲良くなっていったように思います。
このように動物と共存することは、心理的、生理的、社会的に非常に良い効果を
もたらします。動物と暮らすことでアニマルセラピーのような効果が期待できます。
「わおん」や「にゃおん」に入居する人は、
最初は慣れない場所での生活に不安を感じる方も多いかもしれませんが、
犬猫の力もあって徐々に楽しく生活できるようになるようです。
また、アニスピホールディングスで暮らす犬や猫は、
みな外部から引き取られた「保護犬」「保護猫」です。
毎日罪のない命が人間の手によって処分されています。
日本では、年間5万頭もの犬猫が殺処分されていると言われています。
アニスピホールディングスの「わおん」「にゃおん」事業は、
まさに「人間も動物もハッピー」になれる施設なのです。
「わおん」「にゃおん」自体のサービスは、
障がい者支援という面をみても、保護犬・保護猫の支援という面をみても、
非常に社会貢献度の高い事業だと言うことは間違いないと思います。
これからも「人間も動物もハッピー」な事業を日本中に広げて欲しいと切に願います。