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ミツバチ🐝に足し算・引き算の能力があることが判明💡将来の人工知能研究に役立つ可能性も

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<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>


ミツバチ🐝は、訓練すれば足し算と引き算ができる
という研究結果が発表されました💡💡💡

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発表したのはオーストラリアの
ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT大学)の研究者。

詳しい研究内容は、「Science Advances」で発表されています。
⇩⇩⇩

advances.sciencemag.org

これまでに足し算と引き算の能力があるということが判明している動物は、
ゴリラやチンパンジー、ヨウム(大型インコ)、クモなど、
地球上の生物の中のほんの一部しか存在しません。

ここに新たにミツバチ🐝が加わりました。

研究内容は、ミツバチ🐝に足し算や引き算の概念を
色と関連付けて学習させるというものです。

まずは、 14匹のミツバチ🐝を対象に、
青色が足し算黄色が引き算ということを認識するよう訓練を施しました。

そして、14匹のミツバチ🐝に、
Y字路の入り口で「1~5までの特定の数」「青または黄の色」をみせます。

次に、入り口を抜けると、「入り口でみた特定の数より多いか少ないか」
の2つの選択肢が与えられます。

入り口でみた「1~5までの特定の数」を仮に「3」としましょう。
入り口を抜けた先でみた2つの選択肢を仮に「2」か「4」としましょう。

青なら足し算、黄なら引き算だと訓練されていますから、

入り口で「3」「青」をみたミツバチは、「4」の選択肢を選べば正解です。
入り口で「3」「黄」をみたミツバチは、「2」の選択肢を選べば正解です。

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正解したミツバチ🐝にはご褒美として砂糖水を、
間違えたミツバチ🐝には罰としてキニーネ溶液を与えます。

このような訓練を100回繰り返したところ、
ミツバチ🐝は「青=足し算」「黄=引き算」と学習したようで、
訓練後の正答率は63~72%に達したそうです。

この数値は、単なる偶然ではない数値だと思います。
「訓練すれば、ミツバチ🐝は足し算、引き算ができる」と言える結果です。

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働きバチの法則をみても、ミツバチは頭が良い生物であることがわかります。
働きバチの約20%(例えば10匹いたら2~3匹)はサボり癖があるそうで、

「じゃあサボり癖のあるミツバチは排除すれば皆働き者になるじゃないか」
ということで、サボり癖のあるハチ2匹を除外したとしても、
働き者の中からまた新たにサボり癖のあるハチが生まれてくる…という話です。

この話を聞いて、ハチはとても頭がよいと思っていました。
集団の中での自分の役割を察する力がある
ということですからとても優秀な生物です。

もしかしたら私よりずっと空気が読めるかもしれません(笑)

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小さい脳しか持たないミツバチ🐝が簡単な足し算・引き算ができるという発見は、
将来の人工知能研究においての改善に役立つと考えられており、
特に学習の高速化の分野で大いに役立つ可能性があるのだそうです。

生物大好きな私にとって、こういうニュースはたまらないです💞💞💞
今後の研究にも注目したいと思います🧪

ABOUT ME
mottokoikoi
3児の母でアラサー専業主婦。
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