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大商金山牧場の米の娘ぶたの高い評判は本当?実際に購入して知った美味しさの秘密とは

たんぱく質を豊富に含む豚肉は、筋肉や皮膚、髪の毛や血液など、人間の体を作るためには欠かせない栄養素です。
また、脂肪もビタミンAやビタミンDなどの吸収を助ける作用があり、ホルモンの構造を作るためにも大切です。
栄養満点の豚肉を美味しく摂取するためにも、日本のブランド豚に注目してみましょう。
「米の娘ぶた」は、山形県で生まれた体にも環境にも優しい豚肉です。
今回は、口コミや評判で高い評価を受けている「米の娘ぶた」を実際に購入し、食べた私が豚肉の特徴や地球に優しい理由を解説していきます。
ぜひチェックしてみてください。

「米の娘ぶた」を販売しているのはどんな会社?

まずは、「米の娘ぶた」を販売している会社について解説していきます。
「米の娘ぶた」は、山形県にある総合食肉会社「大商金山牧場」が生産している豚肉です。
“元気のみなもとをつくってます”を使命にし、美味しい食の提供を通じて、人々に幸福や健康を貢献することを企業理念に持ち、自社ブランドの「米の娘ぶた」を中心に庄内産の豚肉や一般豚など、幅広い豚肉を販売しています。
また、その他にも“一貫生産体制と循環型農業の実践を通じて元気な社会づくりに貢献する”ことも企業理念として掲げており、一貫体制では豚肉の生産から加工、販売までの流れを全て大商金山牧場で担っています。
循環型農業では。生産可能エネルギーを活用して自立した企業を目指し、地域の発展にも貢献しています。

【会社概要】
・会社名:株式会社大商金山牧場
・代表:代表取締役社長 小野木重弥
・本社所在地:山形県東田川郡庄内町家根合字中荒田21-2
・設立:1974年7月
・事業内容:豚・生産飼育業務
豚肉脱骨・整形及び部分肉製造業務
業務用食肉アウトパック業務
食肉加工品製造販売・飲食販売業務
食肉加工品製造販売・飲食販売業務
食肉・加工食品卸売業務
バイオガス発電事業

「米の娘ぶた」はどんな豚肉?

金山牧場が生産・販売を行っている「米の娘ぶた」について解説していきましょう。

【米の娘ぶたの美味しい理由】

ブランド豚の「米の娘ぶた」がなぜ美味しいのか、その理由は以下の通りです。

・お米とホエーを食べて育った豚肉
「米の娘ぶた」は、米という名前がついているように、国産の飼育用米を食べて成長しています。
それだけではなく、乳製品を作る際にできるホエーと呼ばれる成分も食べていることから、肉質が柔らかく、脂身もあっさりとしており、甘味のある栄養が豊富なお肉です。

・食肉産業展銘柄好感度コンテスト受賞
「米の娘ぶた」は、第38回食肉産業展銘柄好感度コンテストにおいてグランドチャンピオン、そして農林水産省生産局長賞を受賞しています。
自慢の銘柄の評価・他銘柄との比較・認知度アップを目的に開催されるコンテストで、イベントに参加した来場者による採点で評価される賞です。
見た目や歯ごたえ、美味しさやブランドのイメージなど、トータルで見て好感度が評価される仕組みです。
このイベントで「米の娘ぶた」は大きく評価されてグランプリを獲得しました。

【米の娘ぶたが誕生した牧場】

「米の娘ぶた」の美味しさは飼育されている牧場も影響しています。
「米の娘ぶた」が育てられている牧場・米の娘ファームは山形県にある金山町にあります。
自然豊かな土地で、良質な水脈にも恵まれている地域です。
2008年に牧場運営がスタートし、翌年の2009年の秋から新ブランドとなる「米の娘ぶた」を出荷しています。
米の娘ファームは常に清潔な環境を保っており、衛生管理を保つためにも厳しいルールが設けられています。
例えば、牧場に入る際には牧場外で身に付けている衣類などを全て脱ぎ、全身をシャワーで洗って清潔にしてから作業着を着用しなければいけません。
美味しく安全な豚肉を生産し出荷するためにも、清潔な環境を守ることが大切です。
また、豚はストレスに敏感な動物です。
そのためにも体調管理だけではなく、過ごす環境にも配慮しなければいけません。
豚舎の温度管理や湿度管理を徹底し、給餌の仕方や飼育グループの作り方、清掃の仕方など、細かい部分まで配慮することで健康的な豚の飼育を行っています。
伝染病には特に注意しなければいけないため、病原体が豚舎に入り込まないように、毎週入れ替えをして大掃除を実施し、ウィルスが死滅するよう完全な乾燥と消毒を徹底しています。

「米の娘ぶた」はなぜ地球に優しいの?

「米の娘ぶた」を取り扱っている大商金山牧場は地球に優しい製品を世に送り出すために、SDGsを意識した取り組みを行っています。

【一貫生産体制について】

大商金山牧場は、豚肉の飼育や加工、販売までを全て行っている会社です。
牧場から出荷された豚は、山形県庄内町にあるミートセンターでカットされています。
ミートセンターは、公設の庄内食肉流通センターに併設されており、冷却室とレールで直結しているため、搬入からカット、部分肉の製品出荷まで外気に触れない仕組みです。
徹底した温度管理によって雑菌の繁殖が抑えられるので、安全性の高い豚肉を生産できます。
通常4日の賞味期限であるお肉をより長く保存できるようになるため、食品ロスを減らすことにもつながっています。

【循環型農業について】

大商金山牧場では循環型農業に取り組んでいます。
米の娘ぶたを飼育する際の糞や尿、その他の食品廃棄物といった有機ゴミからバイオガスを作り出し、バイオガスを燃やして発電する方法のバイオガス発電を行っているのです。

・畜産廃棄物を無駄なく活用できる
・消化液を液肥や追肥として二次利用できる
・排熱も利用できる
・温室効果ガスの抑制
・天候や時間に左右されずに発電できる

といったメリットがバイオガス発電にはあります。
2018年からは山形県内にある学校や病院といった施設に加え、民間企業に向けて売電も実施しています。
売電によって得た資金で、飼育する環境や人材に還元できるため、より良い製品づくりに良い影響を与えるはずです。

「米の娘ぶた」を食べる方法

「米の娘ぶた」は、山形県内にある様々なレストランで食べることが可能です。
「もっと手軽に食べたい」「自宅で米の娘ぶたを食べたい」と考えているなら、オンラインショップの活用が便利です。
大商金山牧場で生産されている「米の娘ぶた」をはじめ、山形牛や餃子やシュウマイ、みそ漬けやカレーといった加工品、ギフト商品など、様々なアイテムを取り扱っています。
「米の娘ぶた」に関しては、ヒレやロース、バラやモモなど、好きな部位を注文でき、冷凍で自宅まで届けられる仕組みです。
食べる際には前日に冷蔵庫に移して解凍するのがおすすめです。
冷凍したまま調理をするとお肉が硬くなってしまうので注意してください。

まとめ

今回は、実際に購入して食べて美味しさを実感した大商金山牧場による「米の娘ぶた」についてご紹介してきました。
「米の娘ぶた」は、栄養たっぷりな餌と衛生管理が徹底された牧場で丁寧に育てられることで元気に健康に成長します。
カットやパックする際にも、雑菌を寄せ付けない環境の中で製造され、お肉のロングライフ商品化を実現しています。
甘味があり、サッパリした味わいが特徴の「米の娘ぶた」に興味があれば、ぜひ一度味わってみてください。
山形県にある様々なレストランで味わえる他、オンラインショップを活用すれば自宅でも「米の娘ぶた」を堪能できます。
「米の娘ぶた」の加工品や山形牛も販売されているので、ぜひ一緒に味わってみましょう。