<本ブログの運営目的は広告収入です。本記事においては私ジェシカから取材を打診し、取材費をいただき、独自の見解にて記事を執筆する許可をいただいた上で掲載しています>
株式会社谷口実業ホールディングスの代表取締役社長は、谷口和則という人物です。
先日、この会社のホームページを見る機会があり、
この谷口和則氏の掲げる企業理念(代表あいさつ)が素晴らしいなと心を惹かれました。
怠る者は不平不満を語り、
努力する者は夢を語る
この言葉をみてハッとしたのは、
「最近の私は愚痴っぽいなあ」と感じていたからだと思います。
人に何かを語るならどうせなら、前向きでポジティブな言葉の方がいいですよね。
私も他人がキラキラとした夢を語る姿は元気をもらえますし、
たとえ叶えるのが困難な夢だったとしても「頑張れ!」と応援してしまいます。
「努力する者は夢を語る」という言葉は素敵だと思います。
今回は、そんな谷口実業ホールディングスと、同社代表の谷口和則氏について
詳しく調べてみたいと思います。では、早速ご覧ください。
目次
谷口実業ホールディングスの会社概要
会社概要
株式会社谷口実業ホールディングスは、
創・住・食のライフサポートカンパニーです。
不動産の総合工事・建築・型枠・加工・販売から飲食サービスまで、
多岐にわたって幅広い業務に携わっています。
項目 | 概要 |
---|---|
商号 | 株式会社谷口実業ホールディングス(英名:Taniguchi Jitsugyo Holdings Co.) |
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-9-10 ジーエスグランド新宿5FMAP |
HP | https://www.taniguchijitugyo.jp/ |
創立 | 2021年(令和3年)7月21日 |
資本金 | 1,000万円 |
代表取締役 | 谷口和則 |
主要取引銀行 | 西武信用金庫・みずほ銀行・青梅信用金庫・きらぼし銀行・東日本銀行・群馬銀行・多摩信用金庫・ゆうちょ銀行 |
社員数 | 3名[2021年(令和3年)9月現在] |
子会社 | 株式会社谷口実業【型枠工事業】 株式会社谷口ハウジング【不動産事業】 株式会社谷口実業BC【建築工事業】 株式会社TJ加工サービス【資材加工事業】 株式会社TJカンパニー【飲食事業】 G’s GRAND【自社ブランド】 |
会社ホームページ情報ですと、
株式会社谷口実業ホールディングスの社員数は3名(2021年9月時点)となっていますが、
サービス概要ごとに会社が分かれているため、実際はもっと多くの社員が在籍しています。
株式会社谷口実業ホールディングスは、
各部署の営業強化として立ち上げられたホールディングカンパニーであり、
以下5社の持ち株会社を運営しています。
- 建築工事業として株式会社谷口実業BC
- 型枠事業として株式会社谷口実業
- 飲食事業として株式会社TJカンパニー
- 資材加工事業として株式会社TJ加工サービス
- 不動産事業として株式会社谷口ハウジング
それぞれの会社概要は以下をご覧ください。
株式会社谷口実業BC(建築工事業)
株式会社谷口実業BCは、建築工事業を主とした会社です。
品質に重点をおいた施工を常に心がけています。
1級建築士・1級施工管理技士・専門アドバイザーが在籍しており、
施工全般をワンストップで行うことができます。
施工を一括管理できるため、外部に分離発注するよりも時間とコストの無駄がありません。
また、型枠、鉄筋、鳶・土工の躯体三役をグループ会社で施工することができます。
株式会社谷口実業(型枠工事業)
株式会社谷口実業BCは、「型枠工事」の事業を行う会社です。
「型枠工事」とは、文字どおり建物の型を造る工事のことで、
鉄筋コンクリート製の建物を建てる際に使われます。
鉄筋コンクリートで建物を建造する際に、
骨格部分となる型枠を鉄骨や鉄筋を組み立てて、
そこにコンクリートを流し込んで成型していきます。
特に谷口実業BCの「打放し素地型枠」については、型枠の形をそのまま残すので、
顧客や不動産のオーナーに喜んでもらえるように日々尽力しています。
株式会社TJカンパニー(飲食事業)
TJカンパニーは、東京都周辺に住んでいる人向けの飲食店を展開する会社です。
現在、「ZIN-GIS 環~TAMAKI~」、「アグー豚しゃぶしゃぶ 琉」を展開しており、「特別な日に利用したい」「家族やデート、団体で利用したい」などといった様々なニーズに応えられる飲食店を目指しています。
特に「ZIN-GIS 環~TAMAKI~」八王子店は、普通の焼肉店とは違うスタイルのお店を造りたかったというオーナーの思いのもと、焼肉店の概念を覆すような外観や内装が特徴です。
北海道から直送で仕入れたジンギスカンや、厳選された和牛が提供されており、こだわりがつめこまれています。
このインタビューでも社長自らそのこだわりを語っています。
株式会社TJ加工サービス(資材加工事業)
株式会社TJ加工サービスは、躯体工事を主とした会社です。
「躯体工事」とは、建築物の主要構造部をつくる骨組みの工事のことです。
株式会社TJ加工サービスでは、材料・加工・工事までの一連の工程を
顧客のニーズに沿って対応し、無駄を省いた工事を徹底しています。
他社にはない技術力も同社の武器です。
株式会社谷口ハウジング(不動産事業)
株式会社谷口ハウジングでは、マンション・アパートの設計・施工から、
一般住宅の設計・施工まで幅広く請け負っています。
同社の代表的なマンションは、
デザイナーズ賃貸マンション「G’s GRAND」です。
・G’s GRAND Series
G’s GRAND Takao
八王子市初沢町のオートロック、エレベーター付6階建のデザイナーズマンション。デザイナーズ物件で外観から内装までオシャレ。追い焚きや温水洗浄便座、システムキッチン、エアコン等基本的なお部屋の設備に加えて、洗濯乾燥機も完備。シンプルな作りの中にすごくこだわりが見える空間になっております。
G’s GRAND Yoyogi Uehara
代々木上原駅徒歩6分の閑静な邸宅街に建つ分譲賃貸マンション。南側が道路の開放的な立地で、通風・採光に優れています。オートロック・防犯カメラといった防犯設備に加え、24時間セキュリティシステムと内廊下仕様により、居住者の安全とプライバシーに配慮した作りになっています。
G’s GRAND Eifukucho
新宿、渋谷へわずか10分圏内の京王井の頭線「永福町」駅より徒歩9分。「都立和田堀公園」より徒歩2分の立地は、日常利便が成熟した安心・快適な永住価値とともに、潤いあふれる“杉並らしい アーバンライフを実現します。
G’s GRAND KamiKitazawa
京王線の「上北沢」駅と「八幡山」駅2駅利用可の好立地。日本大(文理)、明治大(和泉)等の学校には自転車圏内です!室内設備にはバストイレ別・独立洗面台・浴室乾燥機・温水洗浄便座等充実した設備。オートロック・防犯カメラ等完備で学生さんの一人暮らしに安心快適な空間を提供。
顧客のライフスタイルに合わせた快適な空間の提供に尽力している会社です。
代表・谷口和則氏について
谷口和則氏の経歴と会社の沿革
株式会社谷口実業ホールディングスの代表取締役社長の谷口和則氏は、
2021年7月に同社を設立しました。
会社の歴史としては比較的新しくみえるかと思いますが、
2021年にもともと設立していた各グループ会社を統合してホールディングス化しただけで
事業自体は1995年から始まっています。
1995年に、谷口和則氏は型枠工事として、
山下建設株式会社、有限会社高田工務店の二次下請け・手間請負として
事業をスタートさせました。
1990年代は、建築会社や工務店の二次下請け会社として順調に事業を拡大させていき、
1999年には年商1億2,000万円にまで成長します。
その後、2000年代も引き続き業績は順調で、
株式会社小川建設、松井建設株式会社、大日本土木株式会社、菊池建設株式会社などの
新たな取引先や受注先が加わり、さらに事業を拡大させていきます。
年商は5億円を突破します。
2007年には、リフォーム工事の受注を増すことを視野に、
リフォーム事業やエクステリア事業の宣伝広告に力を入れたり、
飲食部の立ち上げを行ったりと、新しいビジネスにも参画しました。
ここまでは順風満帆なようにみえますが、2008年に大きな問題が生じました。
「サブプライム住宅ローン危機」です。
サブプライム住宅ローン危機とは、2007年末から2009年頃に
アメリカ合衆国で起きた、住宅購入用途向けサブプライムローンの不良債権化です。
サムプライム問題に伴い、金融市場の混乱や不動産地価の低迷が起き、
世界中の多くのデベロッパーやゼネコンが倒産しました。
この問題は、谷口和則氏のビジネスにも少なからず影響したと思います。
同社の手掛けていた賃貸マンションが建築中止になるなどのマイナス影響があり、
2009年~2010年にかけて年商が下降傾向になります。
しかしながら、新たなマンションシリーズを立ち上げたり、
新日本建設株式会社、第一建設株式会社、株式会社長友、株式会社松村組などの会社が
新たな取引先として加わったりして、2011年から再び業績が上がっていきます。
これらの紆余曲折の経験が、
谷口和則氏が大事にしている以下の言葉に繋がっているのではないかと思います。
怠る者は不平不満を語り、
努力する者は夢を語る
谷口和則氏は、サブプライム住宅ローン危機で会社が危機に陥ったときも、
世の中のせいにして不平不満ばかり言って立ち止まることはなく、
「どうすれば会社を成長させられるか」「どうすれば危機を乗り越えられるか」
ということを必死で考えて惜しみない努力をされたのだと思います。
こういった経験をみてみると、
この谷口和則氏の言葉には重みと説得力があると思いました。
2013年には年商20億を突破、2015年には年商40億円を突破するなど、
その後も順調に業績を拡大させていきます。
その後、2016年に谷口和則氏は子会社の有限会社高橋型枠工業の取締役に就任し、
同年に社会福祉事業東京八王子いちょうライオンズクラブにも加入します。
2018年には学生マンションとして建築を自社施工したり、
熱海市の温泉付き保養所の物件を購入してリノベーションを行い、保養を開始したりなど、
新しい建築を開始しました。
2019年に谷口和則氏が株式会社谷口実業と株式会社谷口ハウジングの
代表取締役に再度就任し、2021年には各部署の営業強化として
株式会社谷口実業ホールディングスを立ち上げました。
谷口和則氏は、株式会社谷口実業ホールディングスの創業にあたり、
このような挨拶を述べています。
谷口実業は1995年1月に八王子市で創業し、
型枠事業のお客様としてゼネコン各社様と型枠会社様に絞り営業を行って参りました。その後、型枠事業で培ったノウハウを活かし、様々な事業を創出させて頂き、
現在では、建築事業、型枠事業、不動産事業、木材加工事業、飲食事業を立ち上げ、
すべての業態でお客様のニーズと立場に立った提案ができる様、
創業以来心掛けて参りました。これからもこの気持ちを忘れず、社員とともに取り組んで参ります。
(引用元:谷口実業ホールディングスHP)
業績拡大とともに、新たな領域に事業を広げていますが、
谷口和則氏はどの事業でも「お客様のニーズと立場に立った提案をする」という
初心を忘れずに事業展開を続けているのです。
まとめ
今回は、株式会社谷口実業ホールディングスと、
同社代表の谷口和則氏についてまとめました。
1995年の事業スタートから一貫して、
顧客のニーズに沿ったサービスを提供することを理念に掲げています。
近年は施工や不動産だけではなく、飲食事業にも事業の幅を広げており、
創・住・食のライフサポートカンパニーとして確固たる地位を確立しています。
建築工事や不動産に興味のある人は、一度相談してみてもいいかもしれません。
<公式サイトはこちら>
https://www.taniguchijitugyo.jp/