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雲上寺ジェシカの腹ペコBLOG

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【直撃取材!】市民住まい向上委員会の矢野克己氏が語る怪しい業者とは?業界のぶっちゃけ話をインタビュー!

1ヶ月半ほど前、私宛に「市民住まい向上委員会」という団体から

外壁塗装セミナーのチラシが届きました。

 

少し興味があってネットで詳しく調べてみると、

どうやら外壁塗装のセミナーを開催しているものの、

外壁塗装の施工はしていないらしいです(なんじゃそりゃ~)。

 

しかもネット上には「リフォーム会社が集客のために開催しているセミナー」

といった噂がちらほら確認されました。

 

大変失礼ながら、ちょっと怪しい団体なのかな?と疑ってしまい、

周辺のご近所さんとお会いした時にチラシの話をしたところ、

まさかの主婦友の1人が

「市民住まい向上委員会」の代表者の

ご友人でいらっしゃいました・・・(怪しいとか言わなくてホント良かった)

 

本当に、世間は狭いなと身に沁みて思いました。

 

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私は直接その友人に、セミナーのことが(怪しくて)気になるから

色々話を聞いてみたいと相談したところ、

なんと後日団体の代表の方から快くOKをいただきました!

 

冒頭にもお伝えしたように、少々怪しいと思っていましたので、

疑心暗鬼の状態で参加したのですが、

矢野さんのお話はとっても面白かったです。

すごくためになったので、ブログにも書こうと思いました。

(※ご本人からは了承済みです)

 

というわけで今回は、「市民住まい向上委員会」のインタビュー内容について

詳しくご紹介したいと思います。

 

ネットには一部ネガティブなことが書かれているようですが、

果たして本当なのか?検証したいと思います。

 

 

市民住まい向上委員会とは

まず、インタビュー内容をご紹介する前に

市民住まい向上委員会について簡単にご説明させていただきます。

 

<公式サイトはこちら>

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www.ssk-i.com

 

市民住まい向上委員会は、その名の通り、

住環境をより良いものにするための団体です。

 

主な相談内容は以下です。

 

主な相談内容
住まいの防犯 ・住まいの防犯対策
・侵入盗対策
住まいの防災 ・住まいの耐震
・住まいの災害対策
住まいのリフォーム ・屋根・屋上・外壁、外装メンテナンス
・メンテナンスの注意点
その他 ・住宅・ビル・マンション・アパート・等、
建物の相談

 

住まいの防犯、住まいの防災、住まいのメンテナンス等、

住まいに関するお困りごとなどを何でも気軽に相談できます。

 

  • 建築士
  • 防犯設備士
  • 一級塗装技能士
  • 一般耐震診断士
  • 増改築相談員
  • 防犯環境診断士
  • 外装劣化診断士
  • 雨漏り診断士
  • 一級防水技能士
  • 外装劣化調査診断士

などの、専門知識を持った資格者があらゆる相談に対応してくれます。

 

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市民住まい向上委員会 矢野代表とのインタビュー

今回は、コロナの影響もございましたので、

ZOOMでのテレビインタビューとなりました。

 

アナログ人間なもので、初対面で直接お会いしないというのも

いささか失礼ではないかという気持ちもあったのですが、

終始笑顔でとても快くお話してくださいました。

 

この方が「市民住まい向上委員会」の代表理事を務められている

矢野克己さん(やのかつみさん)です。貴重なお時間をありがとうございました。

 

なんとラジオのレギュラー番組をお持ちの方で、

毎週日曜日朝8:10~放送中「住まいのトラブルバスター」に出演されています。

 

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<矢野克己さんプロフィール>

●氏名:矢野克己(やのかつみ)

●ご年齢:1965年生まれ(今年で55歳)

●出身地:熊本県

●現住所:東京都在住

●経歴:

建設業界 1986年~現在

建物診断約7,000棟以上

施工担当実績(新築・増改築・リフォーム・等)約4000件

セミナー、相談会等の講演、研修等実績300回以上

●レギュラー番組:ラジオ日本 毎週日曜日朝8:10~「住まいのトラブルバスター」

●資格:一級塗装技能士・2級施工管理技士・防犯設備士・防犯環境診断士・防災士・
増改築相談員・一般耐震技術認定者・雨漏り診断士・外壁劣化診断士

 

<ラジオ日本 『住まいのトラブルバスター』について>

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(画像引用元:AM1422kHz ラジオ日本

 

住まいは「衣食住」と呼ばれる生活の三基本の1つ。

 

しかし、なかなか相談できない住まいの悩み。

そんな住まいの問題を一発解決してしまおうという番組が

「住まいのトラブルバスター」です!

 

 

いや~、ZOOM越しでしたが、生で有名人にお会いしたのは始めてでしたので、

とてもテンションが上がりました。

 

やっぱりラジオのレギュラーを務められているだけあって、話が上手です。

声も聞き取りやすいトーンでさすがだなと惚れ惚れしました。

 

私のような素人でも深く理解ができるように、

わかりやすく伝えてくださって大変有意義な時間となりました。

濃密な時間を過ごさせていただきましてありがとうございました!!

 

では実際にお聞きしたインタビュー内容をQ&A形式でまとめていきたいと思います。

 

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――Q:一般社団法人ということですが、どのように運営されているのでしょうか?セミナーが無料だったので少し気になってしまいまして。

 

矢野さん:

協賛会社から資金をいただいています。

関東だけではなく、名古屋、大阪、福岡にいらっしゃって

お金(協賛費)を頂戴しているんです。

 

 

やはり活動費が必要ですので。ただ、そこに営利関係は一切発生していません。

その事についてはセミナーでもお話しています。

 

私達の本来の目的は「いえかるて」というのを普及させたいのです。

 

「いえかるて」というのは国交省が推奨させているもので、

工事した記録を残す住宅履歴システムのことです。

 

広まらない理由としては、「いえかるて」は家の持ち主が管理できますので

持ち主の意向で誰にでも見せることができます。

 

そのため自社の情報等が外部に漏れることになりますし、

不具合が生じたときには第三者に見せて確認する事も可能になります。

 

一般的に会社の情報が外に出ることを嫌いますので

自社で「住宅履歴情報」を作る場合が多く

会社がお客様の囲い込みをよしとするため「いえかるて」は広まらないのです。

 

逆に「いえかるて」を作成している会社は、

契約・見積書・施工写真を「誰に見られても構いません」という

自信と責任がある会社の方が多い様です。

 

結局は技術の向上、コンプライアンスの向上につながります。

 

又、空き家問題の中古住宅の流通活性化にもつながると思っています。

当然履歴を残しておいた方が良いのですが

履歴を全く残さない会社の方もいます。

 

例えば業者さんが写真を取り忘れたらクレームになりますよね。

 

また、全ての業者さんが自分のやっている工事が正しいとは思っていない

という点も大きいのではないかなと思います。クレームに繋がるので、

あまり証拠として残しておきたくないのかもしれません。

  

―― Q:「家の外の工事」と「家の中の工事」。どっちがクレームが多いのですか?

 

矢野さん:

圧倒的に「家の外の工事」のクレームの方が多いです。

 

家の中の工事に関しては、非常にクレームが少ないです。

工事をしている最中に不具合を家の人が見つけて指摘できますからね。

指摘内容に沿って修理が行われて引き渡しができるのでクレームが少ないです。

 

しかし、家の外の工事に関しては非常にクレームが多いです。特に屋根側

これがクレームの上位を占めます。

 

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家の外の場合、工事が終わると足場を取っ払ってしまうので、

正確に工事の確認ができないんですよ。

不備がでてくるのは、だいたい工事から2、3年後なんです。

 

家の外に関しては家の人が見ることができないので、

結局工事を頼むまでが勝負なんですよ。

頼んでしまったら途中で止めてください、とは言えないですからね。

 

 

――Q:なるほど。家の外の工事に関しては、工事を頼むまでが勝負なのですね。みなさん、どういった基準で業者を選んでいるんでしょう?

 

矢野さん:

ほとんどの人は、業者を選ぶ判断基準を持っていません。

 

例えば「どうやって以前、工事業者を決めましたか?」とお客さまに訪ねた際、

大体は「営業の方の感じが良かった」とか「嘘をつきそうにない人だった」などと

おっしゃいます。

 

みなさん、営業の人を見て決めているんですよ。

 

でも、実際は営業の人は工事をしませんよね。

下請けの会社の人や職人さんが来て、やっていますから、

営業さんをみて決めるというのはリスキーです。

 

どこの業者も工事前に見積書を提出すると思いますが、

見積書の書き方も業者によって様々です。

見積書の書き方は、特に法律で決められておらず

「こう書きなさい」というのは別にないんです。

 

ですから、手書きで作る人もあれば、パソコンで作る人もいます。

何にいくらの費用がかかるのか詳しく書く人もいれば、

まとめて一式の工事費だけを算出する人もいます。

料金の記載の仕方もバラバラですね。

 

しかも、クレームになる要因は見積書からはすべて省かれてしまうんですよ。

誰だってクレームになりたくないですからね。

見積書にあえて書くはずがありません。

でもそこが肝心のところでチェックしないといけないところです。

 

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なので私の勉強会では、見積もりをもらった際に「ここをチェックしてください」、

という話をしています。

 

僕のセミナーに来られる方にはちゃんと見積書のチェックポイントを

確認していただけるので、不備な施工になる人はいないと思うのですが、

僕の勉強会に来ない方はそれを知りませんからね。

変な業者に捕まることもあると思います。

 

また、業者選びの基準も、結局みなさん持っていらっしゃらないんです。

結局人柄で選んでいますが、工事する人は営業とは別の人なので、

そこはきっちり分けて選ばないといけません。

そして、確認するべきところは確認しないといけません。

 

そういったことを(勉強会で)お話しているので、時々嫌がらせもありますよ。

「勉強会やめろ!」や「余計なことを喋るな!」など、

ネットで悪口を書かれているのも嫌がらせの一つである可能性もあるでしょうね。

 

勉強会にいらしたお客様は見積もりのポイントを確認しようとします。

そうすると、業者は「どこでそれを聞いてきたのですか?」と聞きます。

僕のセミナーだっていうことが分かるんですよ。

 

業界のタブー的なところまで踏み込んで話していますから、

業者から「余計な事を喋るな」などと苦情電話がきたりしますよ。

 

業者の方も(勉強会に)来られます。

前半と後半に分けて勉強会を行っていますが、大体前半でほとんど帰っていきますね。

 

話の内容は業者の方であればまともで正しい話だと理解されるのだと思いますし

「どうせ営業しているじゃないか?」と思ってこられる方も多いようですから。

 

 

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―― Q:見積もりの時点で、ある程度お客さまが判断できる知識であったり、どの業者に頼むかを判断する際のポイントをセミナーで伝えているということですね。

 

矢野さん:

建設業界の中でも特に、「屋根外壁の塗装工事」の見積もりの出し方は特殊です。

 

どういうことかというと、材料と工賃を合わせたものが「見積もりの内容」ですよね。

にもかかわらず、実際には塗装工事なのに、見積書には「シリコン塗料の平米数が

いくら・・」というような内容しか書いていなかったりします。

材料と工賃が一緒になっている材工ともの見積なのです。

 

 

お客さまはそれが高いか安いかが分からないので、

本来であれば「日本ペイントの〇〇ペイント1缶\〇〇で工賃が\○○です」

と材料費と工賃を分けて材工別の見積もりを出さないといけません。

 

消費者にとっては材工別の方が分かりやすいのです。

でもほとんどの塗装の見積書は材工共で一緒にして出しています。

 

なぜかというと、インターネットとかスマホがあるので、

別に見積もりをだしてしまうと、材料の料金を調べることができますからね。

そうすると、「高い、安い」と見積もりに対して突っ込まれてしまうので、

細かい料金が分からないように材料と工賃をまとめて出す会社が殆どなんですよ。

 

そうすると、お客さんは材料費も分からなければ、

使用量(どれだけペイントを使ったか)も分からないですよね。

 

でも、缶数は1平米に塗らなければいけない量が決まっています。

料理と一緒で、例えばカレーライスを作るのであれば、

一人分のカレーのルーの個数が決まっているのと同じで、

塗料も塗る面積に対する使用量は決まっているんです。

 

厚く塗りすぎるとひび割れしますし、薄く塗ると長持ちしないです。

なので適量を塗らないといけない、と決まっています。

 

ですから塗る面積と塗料の量をきっちり量らないといけないのですが、

面積の測り方に関しては法律で決められていません。適当に測ってもいいのです。

指で測ってる人もいますしね。家から離れて片眼をつぶって測る人もいますよ(笑)

 

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―― Q:え、そんな感じなんですか!?絶対それじゃあ分からないですよね。

 

矢野さん:

屋根の面積だって、図面は2次元ですから。寄棟になってる屋根だと、

奥にならんでいくので3次元になっていくんですよね。

 

そうすると図面があってもサインコサインタンジェントとか、

ピタゴラスの定義をつかって計算しないといけませんが

だれもそんな計算はしないです。2次元でざっくり出しています。

 

 

―― Q:それでいいんすね~。じゃあ本当にざっくりなんですね。

矢野さん:いいんです。

 

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ときに、数社見積もり出すと全部面積が違ったりするんですけど、

間違ってるからといって罰金はないですよ。

 

なので、セミナーでは「見積もりをとったときに面積を確認できるように

CADで図面を作った方がいいですよ」と話をするんですよ。

(※CAD=コンピュータ支援設計。コンピュータを用いて設計をすること)

 

どこで工事するにしても、図面さえ正確に作っておけば

見積もりをとった時に素人でも確認できますから。

面積が間違っていたら、その業者には頼まない方がいいです。

 

どうしても知り合いに頼まないといけないという状況だったとしても、

間違えているときは間違えている、とちゃんと言わないといけないですよ。

そのことが自分を守ることになると思います。

 

結局、法律では面積の計算も自由ですから。

見積もりを出すために建物診断というのをするのですが、

建物診断のやり方も決まってなく、自由なんですよ。

屋根に登っても登らなくてもいいですしね。

 

でも実際は屋根のメンテナンスをするのであれば、

屋根に登って触ってみてひび割れがあるのかないのか、

屋根を踏んでみて下地の傷み具合をみないといけないのですが、

屋根に登らない人が結構います。下から見るだけです。

 

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―― Q:下から見ただけでは絶対分からないですよね?

 

矢野さん:
はい。分からないですよね。

 

ドローンでやっている業者さんとかも結構いますし、

釣り竿の先にカメラをつけてみる業者さんもいます。

 

まあ、屋根に上らないのは安全性の問題もあるのかと思いますけどね。

屋根に登らなくても軒先までかけて覗いて触ったりすることはできるので。

 

剥がれてたりすると密着テストというものをやらなくてはいけないんですよ。

(※密着テスト=塗料の密着テスト。最も劣化が進んでいる面に塗料を塗り、数日間乾燥させ、

カッター刃で亀裂を入れて塗った部分にガムテープを貼りつけて剥がす。塗料がガムテープにくっつ

いたら塗膜の密着力が弱いと判断される)

 

密着テストはやり方がちゃんと決まっています。

 

例えば、クロスカット試験というのは、

カッターナイフなどでばってん印に傷をつけて

そこにガムテープを貼って剥がしてみて塗膜がくっついてくるかどうかを

見るんですね。

 

塗料の上から塗るわけですから、もともとの塗膜がベースになりますからね。

それが剥がれていると、塗膜の密着力が弱いということですから

その上にどんなに塗料を塗ったとしても意味がないです。

 

でも結局屋根に登らなければ、そういう検査もできません

十分な密着テストを行わず、上から塗って終わりという業者もいます。

 

そして万が一剥がれたとして、文句を言った時は見に来てくれるかもしれないが、

塗膜片を見せられて「これはうちの塗料ではなくて、前の塗料が剥がれてます」

(=うちの責任ではありません。)みたいなことを言われて

結局対応してくれないといったこともあるんですよ。

 

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―― Q,:う~んそれは困りますよね・・

 

矢野さん:

結局家の人にとってみたら誰も弁償してくれない、ということになりますので

痛い目にあうのは家の方ですよね。

 

あとは、抄造法というメーカーが出した不良品の屋根が出回ったことがあります。

(※抄造法=1〜2mmの厚さの板を重ねて加圧成形する方法

 

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抄造法というのはバームクーヘンみたいな断面になっていて、

何層も何層も重なり合っています。そのような断面の構造を抄造法といい、

カステラみたいに一体になっている構造を一体成型法といいます。

 

この抄造法は、層と層の間に湿気が入り込んでめくれて剥がれてしまう

という現象が起きて大クレームになってしまったんですね。

 

でもメーカーとしては「10年間雨漏りさえしなければ不良品じゃない」として

品確法という法律に守られて、リコールをださなかったんですよ。

そういう屋根を結局塗装してしまうと、どんなに良い塗装を塗ったとしても

層間剥離といって剥がれてしまうのです。

 

でも法律上は層間剥離も不良品じゃないと認められているので、

結局だれも弁償しないんですよ。

 

屋根も塗装して良い屋根、塗装してはいけない屋根というのがあって

同じスレートでも表面がフッ素加工してあるものであれば

表面の膜が完全に劣化しないと塗料がつかないんです。

 

だから、一般の方が知らないところで剥がれてしまうとか、

色々な問題が起こりえます。

 

 

―― Q:なるほど。素人にはとてもわからないことですね。とても勉強になりました。

 

矢野さん:

きちっとした業者を選ばないといけないので、そういった見極め方を

「市民住まい向上委員会」の勉強会の中でお話しているんですよね。

 

来られた方からは「非常に参考になります」とお礼の手紙を頂いたり、

中には差し入れを頂いたりすることもあります。

 

何回も話を聞きに来てくれる方もいらっしゃいます。

いつも無料で勉強会をしているので「今日5回目でいつも申し訳ないので

お菓子を持ってきました」という方ですとか。

 

あとは事務所にお礼の手紙を贈られてきたりします。

そういった反響が得られることは素直に嬉しいですし、やりがいを感じます。

 

 

―― Q:そこまで包み隠さずお話しているとセミナーを受けた方から「業者を紹介してください」というお話を頂くものなのですか?

 

矢野さん:

言われますね。いい業者はどこにあるのですかと。

 

でも僕らはあくまでも第三者的な立場で勉強会をしておりますので

業者の紹介はできません、と話をしています。

 

なぜなら、会社柄等は把握できますがどの職人が現場に入って塗るかまでは

私達には分からないですからね。

責任が持てないのです。ですから私達は紹介しないスタンスです。

 

ただ、協賛会社の診断士に直接頼む人はいます。

とは言っても10件に1~2件程度くらいとお聞きしています。

 

セミナーで図面をもらって、アドバイスまでもらうけども、

実際に工事をするとなると他の会社に依頼する人が多い様です。

知り合いや付き合いのある業者の方や建てた建設会社の方もおられますので。

 

知り合いがいなくて困って、診断士に見積もりをお願いした方に関しても

「この見積もりはどうですか?」とこちらに問い合わせが来た場合は、

「ご自身で判断してください」と伝えています。

 

僕らが判断してなにか誤りがあれば弁償しないといけないわけですから。

そこまでの責任は持てないんです。

 

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矢野さん、

貴重なお時間をありがとうございました!!!

 

まとめ

ひょんなことから市民住まい向上委員会の理事である、

矢野克己(やのかつみ)さんとのロングインタビューをさせていただく

運びとなりました。

 

「市民住まい向上委員会」に対して、

ネットでは「危機感を煽った文章やデータを提示した上で、

安全な塗装業者を勧めてくるが、裏でこの塗装会社と繋がっているのではないか」

などといったような中傷コメントもあるようですが、

矢野さんの説明を聞いてそんな中傷はガセだと思いました。

 

矢野さんはラジオのレギュラー番組でも住まいトラブルについてお話されており、

説明にも説得力があり、とても信頼できる方だと思いました。

 

矢野さんが「市民住まい向上委員会」のセミナーで伝えている

良い塗装業者・怪しい塗装業者を見極めるコツは以下です。

 

<良い塗装業者・怪しい塗装業者を見極めるコツ>
  1. 特に「家の外」の工事には要注意
  2. 営業マンは施工しないから、営業マンで業者を決めるのは早計
  3. 「材料費」と「工賃」を分けて見積もりを出している会社は信用できる可能性が高い
  4. 図面はCADで作って面積の確認をすることは業者の見極めの一つになる
  5. 屋根をみるのに、屋根に登らない業者には注意した方が良い

 

本当に有意義な一時でした。

今後、家の工事を行う際の判断材料にしたいと思います。

 

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そして、ここには書ききれなかったのですが、

矢野さんからのインタビューは実に1時間以上やってくださいまして、

まだまだ貴重なお話を伺っております。

 

また機会がありましたら、第二弾・第三弾と書いていきたいと思います。

矢野さん、ありがとうございました。