サイトアイコン 雲上寺ジェシカの腹ペコBLOG

アニスピホールディングスの「日本初のペット共生型障がい者グループホーム」をご紹介🐶アニマルセラピーで人間も動物もハッピーに🐱

アニマルセラピーという言葉をご存知でしょうか?

その名の通り、「動物による心理療法」という意味です。
手術や投薬を行わない治療を指します。

動物と触れ合うことは、精神的安定感をもたらすだけでなく、
ときに病気の症状改善にも繋がります。アニマルセラピーの可能性は無限大です。

今回は、 「人間も動物もハッピーに」をテーマに活動されている
アニスピホールディングスという会社について取り上げます。

(画像引用元:アニスピホールディングスHP

アニスピホールディングスについて

アニスピホールディングスは、
日本初のペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」
運営している会社です。

(画像引用元:わおんHP)

<会社概要>
●会社名:株式会社アニスピホールディングス
●所在地:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-1-1 久保寺ビル3階
●設立年月日:2016年8月5日
●主な事業内容:
・ペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」の運営
・動物看護師によるペットシッター&看護
・しつけ教室「犬塾」の運営 ・障がい領域のシステム開発と販売
・障がい福祉に特化した人材サービス

  • 買い手のつかないペットの殺処分
  • 保護犬、保護猫の問題
  • 空き家問題
  • 障がい者グループホームの不足
  • 障がい者福祉施設の人材不足や処遇改善

などの社会課題を解決していくことを目指しており、
非常に社会貢献度の高い会社だといえるでしょう。

「わおん」「にゃおん」について

「わおん」「にゃおん」は、保護犬保護猫と一緒に暮らす障がい者グループホームです。
(※障がい者グループホームというのは、
障害を持った方々がみんなで共同生活を送る施設のことを指します。)

ペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」は、
一般的な障がい者グループホームとは違い、
保護犬や保護猫を引き取り、入居者と共に暮らすことができるという点が特徴です。

「わおん」「にゃおん」が生まれた背景

障がい者事業所の不足

今日本には、障がいを持った方が約930万人います。
これは日本の人口の約7.3%に相当します。

日本全国的にみて、障がい者事業所の数は足りていません。
不足している障がい者事業所の数は、実に「4万事業所」と言われています。

加えて、障がい者事業所は、従業員の人材確保や処遇改善も大きな課題です。

人によってどのようなケアが必要かが異なりますし、
場合によっては24時間体制でのケアが求められますので、
肉体的にも精神的にも過酷な仕事であると言えるでしょう。

犬猫の殺処分問題

ペットショップで犬猫の赤ちゃん達をみたら
「かわいい」と足を止めてしまう人も多いでしょう。私もその一人です。

しかし、ペットショップに売られている犬猫は、8割以上が赤ちゃんですよね。
残り2割以外の犬猫は、みんな飼い主が決まって引き取られていったのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。
売れ残った犬猫達の多くが殺処分されています。

日本では、年間5万頭もの犬猫が殺処分されています。

ペットショップで働く人達は、みな犬猫が好きでこの業界に入ってきますから、
殺処分に耐えきれなくて離職してしまう人や、
飼えないのに無理をして何匹も飼ってしまう人も多いと聞きます。

可愛い赤ちゃんの時期に買い手がつかなければ、高い確率で殺されています。
ペット業界は、非常に残酷なシステムで成り立っているのです。

これらの問題を解決するために生まれたのが、
ペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」です。

「わおん」「にゃおん」が日本全国に広がっていけば、
処分されてしまう犬猫を助けられます。

動物と一緒に暮らすことで、障がい者の方には、
心が落ち着いたり外に出かけたくなったりする効果が期待できます。

障がいを持つ方にとって、ペットを飼うことは容易ではなく、
ペットと暮らすことを諦めざるを得なかったというケースは少なくありません。

加齢とともに身体能力が低下し、ペットの世話が困難で手放した方もいるでしょう。

しかし、動物と触れ合うことは、
障がい者の方に、表情の変化や精神的な安定をもたらす効果があります。

犬と触れ合うことで、自然に笑顔がこぼれたり、穏やかな表情になったりと、
これまでにも様々なアニマルセラピーの効果が報告されています。

アニマルセラピーは、科学的にも効果が証明されている健康長寿の秘訣なのです。

例えば、精神安定剤や睡眠薬、抗うつ薬を多様していたある精神疾患患者は、
保護犬との触れ合いによって薬に頼らなくてもぐっすり眠れるようになったそうです。
犬が側にいてくれる安心感で、精神が安定したのです。

動物と接すると、血圧や心拍数が下がるという研究結果があるそうです。
これは副交感神経が活性化し、緊張が解けてリラックスしていることを意味します。

アニマルセラピーは障がい者の方だけでなく、高齢者・末期ガンの患者・
犯罪者のケアなど、様々な分野で効果があると言われています。

このように、ペットと生きる生活は、毎日に希望や活力を与えてくれるだけでなく、
精神障がいの症状改善や認知症予防にもつながることが期待されています。

アニスピホールディングスは、ペットケア設備と専門知識を持つスタッフによって
日本初のペット共生型障がい者グループホームサービスを実現させました。

(画像引用元:アニスピホールディングス公式サイト

「わおん」「にゃおん」 事業は2018年に始まったばかりですが、
2020年4月1日時点で、「わおん」「にゃおん」の直営施設は13拠点、
参画企業は121法人、193拠点にまで急成長しています。

たくさんの企業や個人の方が同じ業者を始めたいと協賛したり、
アニスピホールディングスで働きたいという方がたくさん増えていて
今、大きく拡大しているところです。

コロナで大変な時期かと思いますが、
アニスピホールディングスは ZOOMなどのITテクノロジーを駆使して、
営業を継続しているそうです。今後の活躍を陰ながら応援しております!!

<公式サイトはこちら>anispi.co.jp