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桜が一斉に咲き、一斉に散るのは「クローン」だから🌸江戸時代に誕生した驚きの「桜クローン技術🌸」とは?

春満開!!お花見🌸に行ってきました\(^o^)/
土日に行ったんですけども、天気も良いしお散歩がてら二度目のお花見。

満開\(^o^)/

夕方遅くに行ったのですが、結構人がいました。平日なのに><
やっぱり桜の魅力は素晴らしいです。

屋台も大盛況!
桜をみると春の訪れを感じます

日本の花といえば、桜を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

「美しさ」はもちろんのこと、1年のわずか数週間しか咲かないという「儚さ」
日本人を惹きつけてやまないように思います。

さて、花見をしていてふと疑問に思ったのが、
何で一斉に咲けるの?

だって2月や3月上旬に「急に暖かくなる日」ってありますよね。

うっかり自分だけ咲いてしまった・・・というアホな桜が現れないのが
不思議で仕方なかったんです(笑)><

お花見で「アイツだけもう散ってない?」「アイツだけまだ咲いてないなあ」
なんていう会話をしたことありません。
なぜみんな一斉に咲いて一斉に散るのでしょうか?

NHKの『チコちゃんに叱られる』でその謎が解明されていて、その答えに驚きました。

桜はクローンなのだそうです(゜o゜;

・・・
・・・んん?ちょっと何言ってるのか意味がよくわからないですよね。

詳しく解説されていた番組内容をみてみると、

美しい1本の桜を
『接ぎ木』と呼ばれるクローン作製法
で日本中に増やしたからです。

日本の桜の大半は「ソメイヨシノ」と呼ばれる品種です。
「ソメイヨシノ」は他の桜と比べても美しさがトップレベル。

いわば「絶世の美女」のような桜なのです。

「ソメイヨシノ」は、江戸時代に「オオシマザクラ」を父、
「エドヒガン」を母に生まれた品種なのです。

江戸時代の人々は「ソメイヨシノ」の美しさに惚れ、
なんとかこの美しい「ソメイヨシノ」を後世にも残したいと考えました。

しかし、桜は同じ遺伝子では交配できないので、同じ木の花では種が作れないのです。
つまり、「ソメイヨシノ」から「ソメイヨシノ」は生まれないのです。

「ソメイヨシノ」と別の品種の「木」が交配して、
また別の品種の桜が生まれる・・・というのが自然の世界でできることです。
「ソメイヨシノ」が「ソメイヨシノ」の種を生むことはありません。

なんとか「ソメイヨシノ」を残したい!!!
他の娘ではなく絶世の美女「ソメイヨシノ」じゃないと嫌だ!!!

そう思った江戸時代の人々は、
「接ぎ木」というクローン技術を編み出しました。

1年程育った「他の品種の桜」の根本に切り込みを入れて、
短く切った「ソメイヨシノ」の枝先を切り込みに挿して固定します。
そうするとくっついた先から「ソメイヨシノ」が生えてくるんです(゜o゜;

「他の品種の桜」の養分を吸い取って「ソメイヨシノ」が育つわけですね。

この方法で江戸時代に「ソメイヨシノ」のクローン化に成功し、
この方法が日本中に広がっていきます。そして江戸時代から約300年の時を経て、
現在では、日本中に「ソメイヨシノ」が咲き乱れているのです。

桜が一斉に咲いて一斉に散るのは、
すべての木が同じ遺伝子を持つクローンだからです。
花見の景色は日本人の努力の結晶なわけです。

「絶世の美女」をなんとかして死なせるものかという人間の執念を感じます。
美人は得ですね(笑)

この「ソメイヨシノ」と「人間」の関係性を
「人間」と「宇宙人」に置き換えて考えてみるとゾッとしますね(笑)

人間に置き換えて考えると結構残酷・・・。
「宇宙人」が地球に侵略した場合、美男美女のクローンだらけにされて
地球の顔面偏差値がぐぐぐっと引き上げられてしまいそうです(´;ω;`)

そうなったらもうすぐ100キロの私は間違いなく
「絶世の美女」のクローンを作るための「接ぎ木」にされてしまう!!!

・・・よし!ダイエット頑張ろう(笑)!!!

を眺めながら唐揚げを味わいつつ、強く決意する私でした。
(明日から頑張ろう。笑)

今週のお題「桜」